7月に行われた白河市長選挙で、多くの市民の皆様のご支援をいただき、引き続き白河市政を担わせていただくことになりました。改めて、その重責に身の引き締まる思いであります。
想定を超えるスピードで進む少子高齢化や人口減少、それに伴う地域の活力低下、さらには気候変動に伴う自然災害の激甚化・頻発化など、さまざまな課題が山積し、国、地方とも、かつてないほど厳しい情勢の中にあります。
一方、この度のコロナ禍は「真の豊かさ」を見つめなおす契機となり、人や企業の地方分散に向けた機運が生まれました。まさに、地方が主役となる時代への大きな転換期にあるものと考えております。
本市は、農村と都市的空間のバランスが良く、首都圏へのアクセスにも優れ、歴史や文化の蓄積もあります。この恵まれた条件をいかし、さらにはDXやGXも推進しながら、子どもたちの明るい未来を築くため、決意を新たにして、県南の中核都市として、産業、福祉、教育、文化などバランスの取れた「誰もが身近な幸せ(Well-being)を実感し〝自分らしく、いきいきと〞暮らしていける」まちを、市民の皆様とともに創ってまいります。
今後とも市政に対する市民の皆様の温かいご理解とご協力を賜わりますようお願いを申し上げます。
白河市長 鈴木和夫
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