■レビー小体型認知症の特徴
神経細胞にできる特殊なたんぱく質であるレビー小体が、大脳皮質や脳幹にたくさん集まることで、神経細胞が壊されて減少し、認知機能の低下や運動機能の障害などが起こります。
記憶障害を中心とした“認知症”と、動作が遅くなり転びやすくなる“パーキンソン症状”、実際にはないものが見える“幻視”などの症状が見られます。
■レビー小体型認知症への対応
レビー小体型認知症の初期症状として、睡眠中に大声をあげたり、手足を激しく動かしたりすることがあります。これは“レム睡眠行動障害”と言い、有効な薬がありますので専門医に相談しましょう。
幻視の症状が見られたら否定せず、まずは本人の話をよく聞きましょう。本人が怖がったり嫌がったりしていない場合は、そのまま様子を見るのも方法のひとつです。
日常生活の中で行動や話すことがいつもと違っているという気づきが早期発見につながります。行動を注意深く見守り、必要に応じ主治医に相談しましょう。
問合せ:高齢福祉課高齢者支援係
【電話】28-5519
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