特集 私たちのまちなかチャレンジ(2)

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■〈にぎわい創出を後押し〉市が行う支援制度を一部ご紹介!
空き店舗バンクでは、中心市街地内にある空き店舗の利活用を促進するために、空き店舗の売却または賃貸を希望する所有者の方と、利用を希望する方をマッチングしています。
令和元年から始まったこの制度では、これまでに43件(令和6年12月時点)の物件が登録され、うち29件が成約し、飲食店や小売店として活用されています。
・令和6年度実績…5件
空き店舗を所有している方、空き店舗を探している方、空き店舗バンクに登録しませんか?

◆商店街の活性化を応援!まちなかチャレンジ応援事業
商店街の活性化や地域コミュニティの再生、そしてにぎわいの創出につなげるため、地域交流拠点の設置や、中心市街地への出店に必要な費用の一部を補助する「まちなかチャレンジ応援事業」を実施しています。
補助メニューは次の3つです。

▽リノベーション改修支援
最大500万円
商店街の活性化と地域コミュニティの再生につながる複合的な地域交流拠点の開設に必要な改修などへの補助

▽まちなかチャレンジ支援
最大200万円
商店街の活性化や地域のにぎわい創出につながる店舗の開設に必要な改修などへの補助

▽事業承継支援
最大200万円
既存の事務所の事業を親族または第三者が承継するために必要な改修などへの補助
※いずれの補助メニューも令和6年度の受付は終了しています。

これらの補助により、中心市街地の空き店舗などの活用を支援しています。
・令和6年度実績…7件
まちなかチャレンジ応援事業について詳しく知りたい方は、まちづくり推進課までお問い合わせください。

問合せ：まちづくり推進課
【電話】28-5533

◆中心市街地に新たな明かり　まちの未来を応援しよう
中心市街地には、さまざまな課題がある一方で、空き店舗を活用し、意欲的な店主が新店舗を開店するなど、新たな活気が生まれつつあります。

まちなかの店舗は、単なる商品の販売・サービスの提供だけでなく、交流やつながりを育む場として重要な役割を果たしています。利用時に、お店の方やほかのお客さんとの会話を楽しむことで、新たな人の流れを生み出す場にもなっています。

市民のみなさんも、日常生活の中で色々なお店を訪れる、商品やサービスを利用する、SNSで情報発信をするなどして、まちの未来を応援してみませんか。

■〈本年度オープン〉まちなかの事業所・店舗を一部ご紹介!
▽情報技術をより身近なものに
リノベーション改修支援を活用
合同会社プラスタ/桒原　篤史(くわばら　あつし)さん
所在地：道場小路57番地
営業時間：午前9時30分～午後6時
定休日：土日祝日
【電話】21-8298
築60年の空き家を改修し、お客様や地域の方が気軽に訪れて相談できる空間や、自由にVRゴーグル・3DプリンターなどのITを体験できるスペースを備えた事務所を構えました。
ウェブ制作業務に加え、IT化やDX推進が進んでいない小規模事業者様、中小企業様の支援にも取り組んでいます。ITやDXという言葉に苦手意識を持つ方にも、便利さを感じていただき、日常に取り入れられるよう手助けができればと思っています。

▽人と人との縁がつながる場に
まちなかチャレンジ支援を活用
炭火串焼き　えにし/遠藤　智(えんどう　さとし)さん
所在地：道場小路80番地3　オリカサビル1F
営業時間：午後5時～11時
定休日：火曜日
【電話】21-8129
串焼店に長く勤務した経験を生かし、昨年11月に開店しました。食材にこだわり、天然ハーブ配合の特別な飼料で育てた「伊達ハーブ鶏」を使っています。また、冷凍物は使わず、1本1本手刺しで作っています。レバー、ぼんじり、皮などがおすすめです。
まちに人の流れができるきっかけになれればと思いますし「えにし(縁)」という店名のとおり、人と人との交流の場として縁をつなげるお店にできたらと思っています。

▽半世紀以上の歴史をつないで
事業承継支援を活用
F926/藤島　友恵(ふじしま　ともえ)さん
所在地：大手町13番地2
営業時間：午前9時～午後7時
定休日：月曜日
【電話】22-8234
当理容店は、昭和42年に父が本町で開業し、平成9年に今の場所に移転しました。事業承継に際し、時代や客層に合わせて清潔感のある落ち着いた雰囲気に改修しました。カットコースがメインですが、女性のお客様にはフェイシャルマッサージなども人気です。
長く利用いただいているお客様はもとより、初めて来店されるお客様にも満足いただけるよう、技術・サービスの向上に努め、まちなかの魅力向上に貢献できればうれしく思います。