■家族(介護者)の気持ち
家族(介護者)が認知症を受け入れられるようになるまでには4つのステップがあると言われていますが、この通りに進むわけではなく、行ったり来たりを繰り返すことも多いです。
▽第1ステップ とまどい・否定
認知症本人の変化に家族はとまどい「認知症ではない、認知症だとは考えたくない」などの気持ちが働いて、認知症であることを否定しようとします。
▽第2ステップ 混乱・怒り・拒絶
本人の症状が改善されないまま日が過ぎると、家族は混乱し、注意をしても効果が見られないことに怒りの気持ちがわきあがります。そして、精神的、身体的に疲れ、本人を拒絶しようとします。
▽第3ステップ 割り切り
第2ステップの混乱が繰り返されているうちに「これはどうにもできない、受け入れなければならない」という気持ちになってきます。
▽第4ステップ 受容
認知症に対する理解が深まり、あるがままの姿を受け入れられるようになります。
一人で抱え込まず、早めに本人の主治医や市、地域包括支援センターなどに相談してください。
問合せ:高齢福祉課高齢者支援係
【電話】28-5519
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