熱中症に注意しましょう

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夏本番を迎え、気温や湿度が高い日が続き、熱中症の危険が高くなっています。熱中症は、日中はもちろん、夜間も発症する危険があります。熱中症になると、めまいや立ちくらみ、こむら返りなどが起こり、病状が進むと頭痛や嘔吐、倦怠感、さらには意識障害などの重い症状になります。
熱中症に注意して、暑い夏を元気に過ごしましょう。

■熱中症を予防するには
▽暑さを避ける
外出時にはなるべく日陰を歩き、帽子や日傘を使いましょう。
また家の中では、ブラインドやすだれで直射日光を遮り、扇風機やエアコンを使用して温度を調節しましょう。

▽服装を工夫
吸湿性、通気性の高い綿や麻などの服を着ると、暑さをしのぎやすくなります。また袖口が開いたデザインの服は、熱がこもらないためおすすめです。

▽小まめな水分補給
暑い日は、知らず知らずのうちに汗をかき、体内の水分が失われています。のどの渇きを感じていなくても小まめに水分補給をしましょう。ただし、コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれているものや、アルコール類は利尿作用があるため注意が必要です。

▽体づくり
普段から、バランスのいい食事や適度な運動、十分な睡眠など規則正しい生活習慣を心掛け、体力を維持することが大切です。

■熱中症の応急処置
熱中症だと思ったら、次のとおり応急処置を行いましょう。

▽涼しい場所に移動
風通しの良い日陰や、エアコンの効いている室内に移動する。

▽脱衣と冷却
衣類を脱ぎ、体内の熱を外に出す。露出した皮膚に水を掛け、うちわや扇風機などであおいだり、保冷剤や冷たいタオルなどで体を冷やたりして体温を下げる。

▽水分と塩分を補給
冷たい水や塩分を含んでいるスポーツドリンクなどを飲む。ただし、吐き気や嘔吐の症状がある場合には、胃腸の動きが鈍っている可能性があるため、口からの水分を控え、すぐに病院へ行きましょう。

問合せ：保健医療課健康推進係
【電話】0824-73-1255