市内NPOを紹介します!
【第20回 相馬生活文化応援隊】
きらり!そうま第20回は、相馬地域の庶民の暮らしに関する文化資源を収蔵、研究、公開する取り組みを行っている「相馬生活文化応援隊」を紹介します。
理事長の小松隆さんに話を伺いました。
◆法人設立のきっかけは?
平成25年ころ、市に対し、市民の方が収集した昭和期の庶民の生活用具(農具・漁具、養蚕用具など)が多数寄贈されることとなりました。市は、寄贈される資料を貴重な文化資源と認め、保管管理の必要性から、郷土蔵を建設しました。
そこで、従前より相馬地方の歴史や文化を研究する活動していた私たちの団体が市の趣旨に賛同し、郷土蔵の管理運営に協力するため、NPOを設立することとしました。
◆主な活動内容は?
平成26年にオープンした郷土蔵の管理運営です。現在は、約20人の会員で収蔵品の充実や説明資料の作成などを行っています。特に、学校教育との連携として、小学生らの社会科見学の受け入れ、稲わらで縄もじりを体験してもらうなど、当時の生活実感を体現してもらう取り組みを行っています。
◆最後に市民の皆さんにPRをお願いします
私たちは、先人たちが暮らしていた時代の生活実感を体現してもらうことを大切にしています。
市民の皆さんは、ぜひ郷土蔵に遊びに来て、生活用具に触れて、動かしてみてください。また、相馬野馬追でも使われるわらじを作る教室を開催しているので、ぜひ参加ください。
▽特定非営利活動法人 相馬生活文化応援隊
住所:中村字宇多川町53番地
認証年月日:平成26年11月13日
事業内容:社会教育など
問い合わせ先:市郷土蔵
【電話】32-1234
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