市内NPOを紹介します!
■第15回 相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会
きらり!そうま第15回は、東日本大震災後から被災者などのメンタルヘルスケア活動を行っている「相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会」を紹介します。
理事長の大川貴子さんに話を伺いました。
▼法人設立のきっかけは?
東日本大震災による精神科医療機関の避難や閉鎖などを受けて、メンタルヘルスケアが必要な方たちへの継続的な支援を行うため、平成23年に法人を設立しました。
法人設立後は、「相馬広域こころのケアセンターなごみ」を開所し被災者への保健活動をしたほか、「訪問看護ステーションなごみ」などの事業所を開設し、精神障がい者への訪問支援活動を続けています。
▼主な活動内容は?
東日本大震災の直後は、仮設住宅でのサロンの開催や家庭訪問など、主に被災者の心のケアや居場所づくりの活動を行いました。
現在は、東日本大震災関連の支援のほか、ストレス・不眠の相談会など心の不調を防ぐ予防的支援や、精神障がいを抱えた方への活動支援、福祉サービスの案内などの相談支援など、多角的なメンタルヘルスケア活動に携わっています。
精神障がいを抱えた方が入院するのではなく、当たり前のように地域で活動できる環境づくりをすることが重要だと考えています。
▼最後に市民の皆さんにPRをお願いします
心療内科への通院やSOSを出すことをためらう方もいますが、不安や悩みは誰もが抱える問題です。
困ったことがあれば、気軽に私たちにご相談ください。
◇相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会
住所:沖ノ内一丁目2番地の8
認証年月日:平成23年11月29日
事業内容:保健・医療・福祉、まちづくり
問い合わせ先:相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会
【電話】26-9753
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