市内NPOを紹介します!
【第18回 3.11こども文庫「にじ」】
きらり!そうま第18回は、絵本とアートを通して子どもたちを応援する取り組みを行っている「3・11こども文庫にじ」を紹介します。
理事の佐藤史生さんに話を伺いました。
◆法人設立のきっかけは?
画家の蟹江杏さんが発起人となって、東日本大震災で被災した子どもたちを対象に絵本や画材を提供し、また体験活動を支援するため法人を設立しました。
◆主な活動内容は?
1点目は、「にじ文庫」の運営です。同所は、絵本など約3、500冊を配架し、自由に読むことができるほか、絵を描いたり、折り紙などで遊ぶことができます。絵本などは貸し出しも行っています。また、読み聞かせの「絵本のつどい」も行っています。
2点目は、ワークショップの開催です。年に数回、市内外から講師を招き、子どもたちにアートに触れてもらう企画です。例えば、7月には南相馬市で藍染工房を営む林万妃江さんを講師に藍染ハンカチを作成し、大人も子どもも楽しみました。
3点目は、「こばこ文庫」の設置です。市内全小学校に1箱30冊の絵本を詰めた箱を全60箱配置しています。
◆最後に市民の皆さんにPRをお願いします
本を好きになるのは幼い子どものうちが一番。いろいろな情報媒体があるけれど、活字が基本。そんな思いからアートで創造力と本で想像力を育むべく取り組みを行っています。
ぜひお子さんと一緒に絵本に触れたり、楽しいイベントに参加してください。「にじ」に気軽に立ち寄ってください。
▽特定非営利活動法人3.11こども文庫「にじ」
住所:中村字大町32番地
認証年月日:平成24年8月21日
事業内容:学術・文化・芸術・スポーツ、子どもの健全育成 など
問い合わせ先:特定非営利活動法人3.11こども文庫「にじ」
【電話】26-3197
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