全国市長会会長の動き(その63)

18／37

立谷市長は、令和4年6月、全国市長会会長に再任しました。ここでは、全国市長会会長としての活動の一部を紹介します。

■活動報告
地方創生に関する地方六団体との意見交換会

12月8日、立谷市長は自見はなこ地方創生担当大臣と地方六団体との意見交換会に出席し、全国市長会の意見として次のとおり述べました。
・地方において、デジタル人材は圧倒的に不足しているため、地方の専門学校、大学、特に国立大学にデジタル人材を育てるような学部をつくるなど、育成と確保に積極的に取り組んでいただきたい。
・高齢者が免許返納後に交通弱者や買い物弱者となってしまう。その対応として、例えば相馬市では無料のミニバスや移動販売車を運行しているが、当然、費用がかかる。交通弱者や買い物弱者への支援は恒久的なこととして考えなければならないため、国の費用負担についてお考えいただきたい。
・ALPS処理水の海洋放出について、相馬市でも中国から嫌がらせの電話が多数あり、「風評被害もどき」のようなことがあった。しかしながら、全国からの応援をいただき、嫌がらせに負けてなるものかという気持ちが生まれ、風評払拭も兼ねて浜の駅松川浦を増築しようと考えている。地方の一つ一つの自治体がそれぞれの問題を抱えているので、国として支援いただけるようお願いしたい。

問い合わせ先：秘書課
【電話】37-2115