メタボリックシンドローム(以下メタボ)とは、肥満(内臓脂肪の過剰な蓄積)をきっかけに、高血圧、高血糖、脂質異常の2つ以上が重なった状態です。血管の動脈硬化が急速に進行し血流の悪化や脳卒中、心臓病など深刻な病気を招く恐れがあります。メタボにならないよう日ごろから運動するなどして注意しましょう。
また、健診を受診した方でメタボ判定となった方は、生活習慣の改善に取り組んで、次の健診では良い結果となるように努めましょう。
■特定健診におけるメタボリックシンドローム判定基準
腹囲
・男性…85センチメートル以上
・女性…90センチメートル以上
↓ これに加えて
↓
上記3項目のうち
・2項目以上該当する方…メタボ
・1項目該当する方…メタボ予備群
○特定保健指導
国保特定健診の結果で特定保健指導の対象となった方には、個別に案内を発送しています。対象の方には、保健師などの専門家が健康づくりを支援します。ぜひ活用ください。
■市のメタボの状況
令和4年度の国保特定健診の状況を見ると、相馬市の男性のメタボ、メタボ予備群の割合が高くなっています。
○令和4年度メタボ該当者・予備群の状況
※市国民健康保険第3期データヘルス計画より作成。
■予防するには
○体重の減量に取り組みましょう
・毎日体重計に乗る。
・1日8,000歩以上を目標に歩く。
・スクワットなどの筋トレを週2~3回行う。
・食べ過ぎ、飲み過ぎに注意し、栄養バランスの取れた食事をする。
○喫煙者の方は禁煙に取り組みましょう
メタボにたばこ(電子たばこ含む)が加わると、動脈硬化がさらに進みます。この機会に禁煙に取り組みましょう。
問い合わせ先:保険年金課
【電話】37-2140
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