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令和5年度の市の決算をお知らせします(1)

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福島県相馬市

市は条例に基づき、毎年6月と12月に財政公表を行っています。
今回は令和5年度の決算と、令和6年度の9月末現在の予算執行状況をお知らせします。

■一般会計決算
令和5年度の一般会計決算額は、歳入233億4,157万円(対前年度比10.13%の減)に対し、歳出223億4,737万円(対前年度比6.16%の減)となり、歳入歳出の差引は9億9,420万円となりました。
令和5年度は、歳入では工業団地の土地売却収入による増額はありましたが、地方交付税や国庫支出金が減額した結果、歳入全体としては減額となり、歳出(性質別)では、災害復旧事業が進んだことから、災害復旧事業費や補助費がそれぞれ減額となり、歳出全体として減額となりました。


※表示単位未満四捨五入の関係で、積み上げと合計、構成比が一致しない場合があります。

◆市民1人当たりに換算すると
市税:16万2,632円
サービス額:68万451円
(令和6年1月1日現在人口:32,842人で計算)

総務費:窓口サービスや地域のために 7万55円
民生費:社会福祉のために 16万7,260円
衛生費:感染症予防やごみ処理のために 5万7,763円
農林水産業費:農林水産業の振興のために 2万2,899円
土木費:道路・市営住宅などの整備のために 6万1,978円
教育費:学校教育や文化・スポーツ振興のために 6万2,428円
公債費:市の借入金の返済のために 5万9,668円
そのほか(議会費、商工費、災害復旧費など)…17万8,400円

◆市の一般会計を家計月額40万円(年収480万円)に例えると…
市の予算と家庭では使い道が違うため、単純な比較はできませんが、[収入]においては、自分で稼いだ収入が少なく、国や県からの補助金に頼ったり、貯金を取り崩したりして、対応している状況です。[支出]は、令和元年度から立て続けに発生した自然災害により、借金の返済費用や災害復旧費が多くなりました。

◆令和5年度の主な事業
○窓口サービスや地域のために(総務費)
・地方バス路線維持に 4,428万円
・おでかけミニバス運行に 2,214万円
・市と地域の情報交換連携に 2,771万円

○社会福祉のために(民生費)
・非課税世帯等臨時特別給付金に 3億7,304万円
・子育て世代への臨時給付金に 1億2,322万円
・障がい者支援に 10億1,503万円
・介護保険特別会計に 5億5,850万円
・保育園の支援に 7億9,105万円
・物価高騰対応臨時特別給付金に 2億4,483万円

○感染症予防やごみの処理のために(衛生費)
・公立相馬総合病院の支援に 4億2,149万円
・妊婦さんと赤ちゃんのために 4,918万円
・相馬看護専門学校の支援に 9,847万円
・ごみ処理のために 6億9,697万円

○農林水産業の振興のために(農林水産業費)
・農業者の物価高騰対策に 2,837万円
・イノシシなどの対策に 1,694万円
・排水機場の維持管理に 3,517万円

○観光・商工振興のために(商工費)
・まちづくりプレミアム商品券に 1,495万円
・事業者の物価高騰対策に 7,295万円
・「福とら」プロモーションに 1,477万円
・観光イベント開催に 2,232万円

○道路・市営住宅などのために(土木費)
・道路の整備に(新設・改良など) 2億550万円
・下水道会計に 6億1,408万円
・小泉川ポンプ場長寿命化に 2億3,333万円

○学校教育や文化・スポーツ振興のために(教育費)
・タブレットなどを活用した教育に 3,305万円
・英語教育推進に 2,791万円
・幼稚園の無償化のために 6,748万円
・学校給食の無料化のために 1億8,929万円
・各スポーツの拠点施設管理運営に 9,377万円

○災害復旧のために(災害復旧費)
・水産業共同利用施設の災害復旧に 1億9,223万円
・道路や橋などの災害復旧に 2億5,321万円
・災害ごみなどの処理に 38億4,245万円
・公立学校施設などの災害復旧に 2億1,205万円

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