マイナンバーカードの普及促進のため、使用上のさまざまな疑問などを連載でお知らせします。
■第7回 マイナンバー制度に便乗した不正な勧誘や個人情報の取得に要注意
全国でマイナンバー制度に便乗した不正な勧誘や個人情報の取得を行おうとする電話やメール、手紙、訪問などに関する情報が多数寄せられています。
ここでは、注意事項や相談事例、困った場合の相談窓口を紹介します。
○注意事項
・マイナンバーの利用範囲は、法律で社会保障・税・災害対策の3つの行政分野に限られており、マイナンバーを利用する手続きでは、原則、顔写真付きの本人確認書類などで本人確認を徹底することになっています。
・マイナンバーの通知や利用などの手続きで口座番号などを電話で聞くことはありません。不審な電話やメールはすぐに切るか、無視し、相談窓口に連絡ください。
○全国の相談事例
・市役所職員を名乗る者が訪問し、「マイナンバーカードにお金がかかる」などと言われ、マイナンバーカードの登録手数料という名目でお金をだまし取られた。
※再発行の手数料で1、000円かかることがありますが、新規登録では手数料がかかることはありません。
・電話で、「マイナンバーカード更新の手紙が届きましたか?届いていれば、有効期限通知書に同封されている委任状に暗証番号などを記入して、マイナンバーカードと一緒に預けてもらえれば、代理で有効期限の更新手続きをします」と言われた。
※マイナンバーカードは本人確認書類となる大変重要なものです。安易に見知らぬ第三者にマイナンバーカードや暗証番号を預けることがないようお願いします。もし代理での申請を行う場合は、家族など信頼できる人に手続きをお願いしてください。
※マイナンバーカードの手続きは原則本人が行います。代理人でも必ず本人からの委任状や本人と代理人の本人確認書類がないと手続きできません。
○主な相談窓口
・マイナンバー制度全般の相談…マイナンバー総合フリーダイヤル(【電話】0120-95-0178)
・マイナンバーが含まれる個人情報取り扱いに関する苦情…個人情報保護委員会マイナンバー苦情あっせん相談窓口(【電話】03-6457-9585)
問い合わせ先:市民課
【電話】37-2138
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