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令和6年度 当初予算概要(1)

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福島県相馬市

令和6年度一般会計の当初予算は、令和4年福島県沖地震の災害復旧事業に係る家屋解体事業の完了などにより、前年度より大きく減少しています。一方、主な新規事業としては、国が実施する低所得者支援策としての給付金支給事業や、光陽クリーンセンター改修工事に伴う相馬方部衛生組合への負担金、一般廃棄物の代行処理費などの塵芥(じんかい)処理事業の経費などの予算を計上しています。
また、歳入としては、固定資産税、普通交付税の増額、個人住民税の減収補てんとして地方特例交付金の増額を見込んでいます。

■一般会計予算 175億2,800万円〔前年度比△4.0%〕
通常予算:約170億9,900万円
東日本大震災関連予算:約3億4,100万円
災害関連予算:約8,800万円

■一般会計歳出予算
性質別内訳は、令和4年福島県沖地震の災害復旧事業に係る家屋解体事業が完了したことなどにより、投資的経費が前年度比△58.8%と大幅に減額になっています。
また、国が実施する低所得者支援策としての給付金支給事業や、一般廃棄物の代行処理費などの塵芥処理事業の経費によりそのほかの経費が前年度比+8.7%と増額になっています。

▽一般会計当初予算額の推移

今年度は、令和4年福島県沖地震などの災害復旧事業関連予算が大きく減ったけれど、光陽クリーンセンター改修工事の負担金が増えていて、予算総額は約175億2,800万円、通常予算が約170億9,900万円で、前年度より増えているよ。
また、東日本大震災に関連する予算は、約3億4,100万円で、予算全体に占める割合は、約1.9%だよ。

各予算の事業の紹介で(新)となっているものは、新規事業(令和5年度当初予算にない事業)になっているよ。

◆総務費
窓口サービスや地域のために
・(新)自治体情報システム標準化のために…4,983万円
・地方バス路線維持のために…4,428万円
・おでかけミニバス運行のために…2,173万円
・移住定住支援のために…1,634万円
・(新)ふるさと納税推進のために…314万円

◆教育費
学校教育や文化・スポーツ振興のために
・英語教育推進のために…2,943万円
・幼稚園の無償化のために…7,164万円
・学校給食の無料化のために…1億8,857万円
・タブレット端末などを活用した教育のために…3,965万円

◆民生費
社会福祉のために
・(新)低所得者などへの臨時給付金に…1億1,766万円
・(新)グループホームなどの整備に…2億4,241万円
・介護保険事業のために…5億8,812万円
・保育園の支援のために…8億1,497万円
・障がい者支援のために…10億8,749万円

◆衛生費
感染症予防やごみ処理のために
・(新)光陽クリーンセンター改修に…1億9,068万円
・(新)ごみ代行処理経費に…1億9,506万円
・公立相馬総合病院への支援に…3億9,125万円
・妊婦さんと子どもの健康のために…6,169万円
・がん検診のために…6,347万円

◆土木費
道路・市営住宅などのために
・(新)空き家対策のために…1,687万円
・道路の整備に(新設・改良など)…2億5,625万円
・下水道事業のために…6億5,908万円
・公園維持管理のために…3,886万円

◆そのほか
観光振興などのために(商工費、消防費、議会費など)
・(新)消防庁舎の環境改善のために…583万円
・消防団のポンプ整備のために…2,734万円
・議会運営のために…1億3,845万円
・天然トラフグ「福とら」PRのために…1,572万円

◆農林水産費
農林水産業の振興のために
・農業者の支援のために…1億4,509万円
・排水機場の維持管理のために…5,706万円
・イノシシなどの対策のために…1,749万円
・浜の駅松川浦の管理運営のために…3,260万円

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