東日本大震災の発生から13年を迎えた3月11日、市民会館で、犠牲者を悼む相馬市東日本大震災追悼式が開催されました。
市が主催し、遺族ら約250人が参列し、震災の犠牲者を悼み黙とうをささげました。
式で、立谷市長は「これまでの相馬を作り上げて来られた先達に恥じることのないよう、受け継がれてきた絆と共に未来へつないでいくことをお誓い申し上げます」と式辞を述べ、高玉良一市議会議長が追悼の辞を述べました。
遺族を代表し竹岡佳郁人さんが震災からの13年間を回想し「震災当時はまだ4歳で、福島市に住んでおり、地震後に、磯部に住む祖父母が津波で亡くなったと知りました。私は、地元企業に就職し、相馬市に貢献できる大人になりたいと考えています」と犠牲になった御霊に語りかけました。
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