■市長への手紙
〜令和5年度に皆さまから寄せられた意見〜
市は、皆さまとの協働による住みよいまちづくりを目指すとともに、寄せられた意見を市政に反映するため、平成27年10月から「市長への手紙」の取り組みを行っています。
今回は、令和5年度に寄せられた主な意見の内容などを紹介します。
◆分類別受付件数
※回答を希望した方のみ。
(1)教育・子育て 1件
(2)建設 8件
(3)医療・福祉 5件
(4)防犯・防災 6件
(5)文化 1件
(6)公共施設 3件
(7)観光 6件
(8)そのほか 8件
令和5年度は、24人の方から38件の意見をいただきました。(そのほか23人の方から、回答希望なしまたは匿名の意見を37件いただきました。)
手紙の内容は、建設分野が8件と最も多い件数となっており、道路や河川などのインフラ整備に関する意見が多く寄せられました。
また、観光分野に関する意見が6件寄せられ、既存の観光資源の整備および利活用への提案や要望などがありました。
◆年代別受付人数
20代から80代までの幅広い年代から意見をいただきました。
男女比は女性がやや多く、年代別では70代の方からの意見が特に多くなっています。
◆意見の具体例
○そのほか
財政調整基金の目標が30億円とのことだが、昨今の情報を踏まえると厳しいため、目標を下げることも選択肢の1つだと思うがどうか。
男性(20代)飯豊地区〔令和5年5月17日受け付け〕
回答:財政調整基金残高30億円という目標は、東日本大震災の時に、国からの補助金が届くまでの間、市の貯金である財政調整基金30億円から21億円を一時的に取り崩し、応急対応などの苦難を乗り越えてきたという教訓から設定した金額です。現段階で残高は21億円(令和5年5月受付日現在)であり、目標額に対し9億円の不足となっていますので、企業誘致による市有地の売買など、市として基金積み立て財源の確保に尽力し、地震などの災害に備えて、30億円を目標として積み立てていくという方針を堅持していきます。
※令和6年3月31日現在の財政調整基金残高は、51億円です。
○建設
相馬福島道路の境界フェンス沿いの雑草について、地域での除草作業では境界沿いののり面は対応できません。
女性(60代)八幡地区〔令和5年4月10日受け付け〕
回答:相馬福島道路ののり面の除草について、地域住民の方がお困りであることを道路管理者である国土交通省へ伝えたところ、準備ができ次第、対策を行うとのことですので、市として定期的に進ちょく状況を確認していきます。
その後の対応:国土交通省は、除草や除草シート設置を実施しました。
○観光
相馬の豊かな自然や郷土文化を活用した地域活性化について提案します。盆踊り大会を全市民参加型の一大イベントとし、全国へアピールしてはどうか。
女性(80代)中村地区〔令和5年5月2日受け付け〕
回答:相馬盆踊り大会を全市民参加型の一大イベントとすることについて、相馬盆踊りの振興につながるものと考えます。相馬盆踊り大会の主催者の相馬夏まつり運営委員会と共有し、今後の相馬盆踊り大会の運営について協議していきたいと考えています。
今回紹介した手紙のほかにも、今後のまちづくりの参考になる意見が多く寄せられました。
寄せられた意見は、市のホームページ「市長への手紙」コーナーに掲載しています。右記のQRコードからもご覧いただけます。
住みよいまちづくりのため、今後も皆さまの声をお待ちしています。
※QRコードは本紙をご覧ください。
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