雷神社(坪田)の例大祭は6月16日に開かれ、市内4地区の保存会などが神楽を奉納しました。
歴代の相馬中村藩主は、藩内の各郷に豊作や降雨をもたらす雷神社を祭って、社前で五穀豊穣を祈り神楽を奉納するよう奨励していたといわれています。
宇多郷の郷社である雷神社の神楽奉納は、旧相馬中村藩で踊られた姿を伝承していることから、平成4年に県の重要無形民俗文化財に指定されています。
春の例大祭で神楽を奉納したのは、御手神楽台敬神会、日下石敬神会、瀧神社御手神楽保存会、涼ヶ岡八幡神社神楽保存会の4団体です。
神社を訪れた人たちは、次々と奉納される神楽に見入っていました。
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