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自治体の皆さまへ

成人式記念特集 若年層のための移住・定住 そうまで描(えが)くミライ(1)

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福島県相馬市

皆さんは、これからの人生をどのような場所で過ごしたいと考えていますか?
市は、皆さんの人生に寄り添い、市民の皆さんが充実した人生を送ることができるまちであり続けるため、若年層のライフステージに合わせた支援を行っています。相馬市で一緒に未来を描いてみませんか。

■市の支援制度など
移住定住を考えている方などが利用できる以下のような制度があります。

○移住支援金
東京圏から移住し、一定の要件を満たす方に支援金を支給します。
金額:
・単身…60万円
・2人以上の世帯…100万円 など

○結婚新生活支援事業
一定の要件を満たす新婚世帯の方が、新生活をスタートさせるための費用を支援します。
金額:
・夫婦が29歳以下の世帯…上限60万円
・そのほか…上限30万円 など

※掲載したもの以外にもさまざまな制度がありますので、詳細は問い合わせまたはホームページを確認ください。

■そうま移住定住総合窓口
市役所3階にある同窓口では、市職員がコンシェルジュとなって、移住を全力でお手伝いします。
気軽に相談ください。

■先輩インタビュー
そうまの暮らしはどうだべ
さまざまな経験を経て、20代で相馬市へUターンすることを選んだ3人に、仕事のことや生活のこと、ふるさとへの思いなどをうかがいました。

◆01 株式会社小野中村
遠藤亜沙子さん(前居住地:宮城県)

○祖母と暮らせるのは今しかない
―Uターンした経緯は?
宮城県の大学を卒業したタイミングで相馬市にUターンしました。
地元に戻ろうと思った理由は、なにより家族がいたからです。90代の祖母と一緒に暮らせるのは今しかないという思いがあって戻ってきました。家族や友人もいるので、戻ってくることに不安はありませんでした。
仙台か相馬で勤めたいという気持ちは漠然とあり、就職活動を進めていくに従って相馬市に戻ろうという気持ちが固まっていきました。
―Uターンしていかがでしたか?
Uターンしてからは、地元の友人にすぐに会うことができ、楽しく過ごしています。加えて、家族が近くにいることで困ったことがあってもすぐに相談できる環境があるのは過ごしやすいです。職場や日常生活でも、昔からの知り合いも多く、優しくしていただいています。
戻って大変だったことは、それまでしていなかった車の運転が必要になったことくらいでしょうか。

○仕事とプライベートのオンオフを大切に
―休日などの過ごし方は?
普段は、仕事とプライベートのオンオフを大切に過ごしています。舞台鑑賞が趣味なので、休日は仙台や東京などに出かけて楽しんでいます。
―現在の仕事は?
社員の採用に関する業務を任されています。最近は、市外からも多くの方に入社いただいています。そのため、今後も募集に力を入れて、新卒採用を継続することが目標です。
―相馬市への移住などを考えている方にアドバイスをお願いします
市外出身の方でもUターンの方でも、車の運転はできるようになっていた方が良いと思います。
それから、職場の方の紹介など、きっかけは何でもいいので、趣味の集まりなど所属できるコミュニティーを見つけて、つながりを増やすことが大切だと思います。そういった場に積極的に参加して地域になじんでいって欲しいです。

◆02 市社会福祉協議会
草野海成さん(前居住地:北海道)

○近くでばあちゃんに恩返しがしたかった
―Uターンした経緯は?
北海道の工業大学を卒業後、就職で相馬市にUターンし、電気系の職につきましたが、本当にやりたいこととは違うと気付き、社会福祉協議会に転職しました。
一度は一人暮らしをしたいという思いがあったので県外に進学しましたが、進学する前から相馬に戻ることは考えていました。幼いころからじいちゃんっ子、ばあちゃんっ子だったので、できるだけ近くでばあちゃんに恩返しがしたかったんです。大学在学中に祖父が亡くなったことで、その気持ちが強くなりました。
―Uターンしていかがでしたか?
相馬市に戻って来ることを決めたときは、両親や親族がみんな喜んでくれました。特に、祖母が声に出して喜んでくれて、自分もうれしかったことをよく覚えています。
―現在の仕事は?
社会福祉協議会の仕事は、地域の方と関わる機会も多く、感謝の言葉を直接受け取ることができます。人の役に立っている実感を十分に感じられるので、やりがいがあります。

○田舎過ぎない田舎が気に入っている
―相馬市の好きなところは?
相馬市は、地元の安心感もありますし、田舎過ぎない田舎という点が気に入っています。適度に自然があって、とても癒されます。店が近くにないなど、不便なこともありますが、そういった不便さも心地よく感じています。
例えば、車を持っていない祖母を車に乗せてよく買い物に行くのですが、その道中での何気ない会話を楽しむことができるのも、ちょっとした不便さがあるおかげです。
―休日の過ごし方は?
休日は、祖母が好きなパークゴルフをするために、一緒に松川浦のパークゴルフ場に遊びに行ったりしています。パークゴルフは、若い方が少ないイメージがありますが、とても楽しいですし、祖母に恩返しができていることがうれしいです。

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