令和4年度の国民健康保険特定健診受診者のデータによると、市の国保加入者の喫煙率は、国や県に比べ高くなっています。令和6年度国保特定健診の集団検診では、受診者2,236人中喫煙している方が339人で喫煙率は15.16パーセントです。
喫煙は、慢性閉塞肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患、がんや脳卒中などの循環器系疾患といった多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることが分かっています。喫煙を始める年齢が若いほど、がんなどの病気のリスクを高め、総死亡率も高くなります。また、たばこを吸っていない方が周囲のたばこの煙を吸ってしまう受動喫煙により病気になる場合もあります。喫煙習慣のある方は、自身の健康はもとより、家族などの健康のためにも禁煙しましょう。ニコチン依存度が高く禁煙できない場合は、ニコチンガムなどの禁煙補助薬も活用してみましょう。
令和4年度国保特定検診での喫煙率:
※相馬市国民健康保険第3期データヘルス計画より作成。
◆ニコチン依存度をチェックしてみましょう ~該当する項目が5つ以上の方は要注意~
出典:ニコチン依存度スクリーニングテスト「TDS」
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