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保健センターだより

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岐阜県川辺町

◆呼吸
良い呼吸とは、状況によって呼吸パターンを変えられる状態(普段は鼻呼吸、必要な時は口呼吸)のことです。そのため、普段から口呼吸をしていると、身体にさまざまな影響を及ぼします。

◇口呼吸による身体への影響
・アレルギー疾患の悪化(花粉症、鼻炎、気管支喘息など)
・口腔内症状の出現(ドライマウス、歯周病、歯列不正など)
・睡眠の質の悪化(いびき、睡眠時無呼吸症、睡眠不足など)
・歯並びの悪化や顔の変形

◇口呼吸を治すための食事
・前歯で噛む、嚙みちぎる
前歯でものを噛んだり噛みちぎったりするためには、大きな力を必要とし、上顎や歯を支えている骨の発達を促進します。口の周りの筋肉の力も必要になるため、唇を閉じる力や舌を上に持ち上げる力がついてきます。そのためには、軟らかい食べ物ではなく、少し大きめに切られた適度に噛みごたえのあるものをしっかりと噛むことが大切です。
※カレーの具を大きめに切る、トマトやキュウリをかじるなど

・噛まないと飲み込めない食事
噛まないと飲み込むことができない食材を食事の中心にすると、よく噛んで飲み込むことができるようになります。水分の少ない食べ物は硬いものが多く、それらを食べる時には舌の圧力が必要です。しっかり噛むことが上顎の成長や口腔機能の発達につながります。
※こんにゃくや椎茸など噛まないと飲み込めない食材など
※小児や高齢者は、喉に食べ物をつまらせる危険性が高いため、ご注意ください。

問い合わせ:保健センター(担当 伊東)
【電話】53-2515

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