■ソーシャルフレイルを予防しましょう
「フレイル」とは、高齢者が加齢により心身ともに虚弱になった状態を言います。社会とのつながりが失われてしまう状態を「ソーシャルフレイル」と言い、フレイルの最初の入り口になることがわかってきました。
生活範囲が狭くなり、社会とのつながりが少なくなることで、様々なことへの興味・関心が薄くなり、食欲の減退や運動機能の衰え、認知機能の低下など、ドミノ倒しのように心身の機能低下が加速していきます。コロナ禍において、社会参加の機会が減った方も少なくないのではないでしょうか。
社会参加をすることは、身体的な健康維持に加え、生活意欲の向上や認知症予防にもつながります。介護予防教室などの地域の集まり、趣味の会などに積極的に参加し、精神を健康に保って活動量を上げることがフレイルの予防になります。
最初から「これ」と決めるのが難しい方は、ご近所の人とあいさつを交わしたり、こまめに買い物に出かけたりするなど、外出機会を増やすことからはじめて、徐々に興味が持てそうな活動を探し、いろいろ試してみながら、自分に合った活動をみつけてみてはいかがでしょうか。
社会参加をすることでソーシャルフレイルを予防して、こころも体も元気に過ごしましょう。
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