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自治体の皆さまへ

年頭のあいさつ

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北海道標茶町

標茶町長 佐藤 吉彦
明けましておめでとうございます。皆様には、ご健勝にて新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が昨年5月から5類感染症になり、ポストコロナ社会…コロナ禍の経験をもとに生活様式や価値観の変化が到来するといわれています。
酪農・畜産においては、コロナ禍における需要減少、国際情勢や経済の変動の影響などから依然として厳しい状況が続いております。昨年同様、皆様には牛乳の消費拡大へのご理解とご協力をお願いします。また、本町の屋台骨、基幹産業をより持続的で強固なものとするためさらなる支援も必要です。国や北海道に強く働き掛けていくとともにJAしべちゃなど関係機関と連携を強め対策を進めてまいります。
町では、「馬とともに暮らすまち」として馬産の歴史を生かし、引退乗用馬の受入れなどの取組みを進めています。昨年は、元地域おこし協力隊員の小濵真人さんが乗馬体験などを楽しめる施設「どさんこRanch(ランチ)」を開設、東京から移住の達川梨花さんが馬と共に過ごす観光牧場「Heart Ranch(ハートランチ)」をプレオープンと今後が期待されます。
ふるさと応援大使で女優の高橋惠子さんには、標茶でも撮影予定の新作映画の構想があります。2月中旬に、高橋惠子さんと山本起也監督をお招きして、2012年に高橋恵子さん主演で制作された映画「カミハテ商店」と新作映画の紹介を行う予定です。
多くの町民の皆様が待ち望んでいる「釧路湿原かや沼観光宿泊施設」(憩の家かや沼)につきましては、排水設備の工事と並行して指定管理者の公募作業を行っております。秋のオープンに向けて着実に準備を進めておりますので、もう少しお待ちください。
新しい年が、町民の皆様にとりまして素晴らしいものとなりますよう、また、心を一つに変化にも柔軟に対応し「もっと元気なしべちゃ」を創造していく、素晴らしい1年となりますことをご祈念申し上げまして年頭のご挨拶といたします。

※「吉彦」の「吉」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

標茶町議会議長 菊地 誠道
町議会を代表いたしまして、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
町民の皆様におかれましては、令和6年の健やかな元旦を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。また、日頃は町議会に対しまして、ご支援とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、4月には統一地方選挙が行われ、標茶町議会は議員定数を1人減らして総数を12人とし、元議員1人が加わり、新たな議会構成での活動が展開されました。
5月には新型コロナウイルスが感染法上の5類へ移行という節目を迎え、3年余り続いてきた各種行事の休止が徐々に再開されるなど、地域活動にもようやく明るい兆しが見えてきました。一方で、全国的な人手不足という新たな課題が表出し、本町の地域経済にもさまざまな分野で深刻な影響を及ぼしております。
エネルギー問題、地球温暖化、食料安全保障、デジタル化の進展など、日本全体が大きな課題に直面しておりますが、政府にはこれらの山積する課題に対してのリーダーシップを期待したいものであります。
今年度も厳しい財政運営の中での予算編成となることが予想されます。標茶町は農林水産業や商工業の振興、少子高齢化・医療・福祉などの課題に直面しており、これらの課題に積極的に取り組むとともにさまざまな制度改革に的確に対応していくことが必要となっています。
町民の負託を受けた私ども議会議員は、まちづくりの主役は町民の皆様であることを第一に、執行機関と互いに切磋琢磨しながら、一層の努力をしてまいります。
町議会は、これまで以上に町民の皆様の多様な意見を真摯に受け止め、町政に反映させてまいりますので、本年もご支援、ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。
新しい年が皆様にとりまして、また標茶町にとりまして、素晴らしい年でありますように心からご祈念申し上げまして、年頭の挨拶とさせていただきます。

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