令和4年度決算は、一般会計が歳入総額49億3,794万4千円、歳出総額が47億6,184万5千円となりました。歳入歳出差引額は、1億7,609万9千円で、繰越事業の財源となる2,644万1千円を除いた1億4,965万8千円を純繰越金として令和5年度へ繰り越します。
対前年度で比較すると、歳入で△8.3%、歳出で△7.4%それぞれ増となりました。
■一般会計歳入
歳入においては、町税が9,735万8千円(+16.8%)、財産売払収入を中心に財産収入が1,835万4千円(+315.3%)増加する一方で、地方特例交付金が9,262万4千円(△97.2%)、基金の繰入を中心として繰入金が2億2,099万9千円(△33.5%)それぞれ減少する状況となっております。
なお、町債については、決算額の1億8,727万6千円のうち、返済の際に有利な交付税措置が受けられる過疎対策事業債が、1億4,590万円を占める状況となっています。
歳入
■一般会計歳出
歳出においては、令和4年8月豪雨災害による災害復旧費が1,556万8千円(+2455.5%)、土木費が7,598万3千円(+18.1%)増となる一方で、新型コロナワクチン接種事業規模縮小を主なものとして衛生費が6,769万5千円(△25.4%)、基金積立の減額を要因として諸支出金が4億5,240万6千円(△45.7%)それぞれ減額となっています。
歳出
■決算の概要
磐梯町の財政は、各種事業で整備した施設の維持管理経費や借金の償還などの経常的な支出が増加し、町の貯金である基金を取崩しながら財政運営を行っている厳しい状況でありますが、各種事業を実施するために借り入れる町の借金(町債)には、償還金の一部が将来普通地方交付税で戻ってくる有利な起債を充て、無駄な歳出を排除し、剰余金等を計画的に基金へ積み立てるなど、健全で安定した財政運営に向けた努力を行っております。
■一般会計の実質収支
(千円)
■特別会計の決算
(千円)
■令和4年度一般会計決算上の主なる支出
(千円)
■水道事業会計決算
(千円)
○収益的収入及び支出
収入:水道事業収益 135,928
支出:水道事業費用 105,039
○資本的収入及び支出
収入:資本的収入 12,984
支出:資本的支出 64,656
■令和4年度末一般会計町債借入先現在高調書
(千円)
■町民一人あたりどのくらい?
令和4年度分の一般会計決算を町民一人あたり、また、一世帯あたりでみると次のようになります。
(円)
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