■笑って健康に
古くから「笑う門には福来る」、「笑う顔に矢立たず」、「笑いは人の薬」、「笑って損した人なし」など、笑いに関することわざは多くあります。
その多くは笑うことで幸運や健康が引き寄せられるという意味のものが多い印象を受けます。「一笑一若」は笑えば笑うほど若返るという意味ですが、笑うことで表情筋が鍛えられ、たるみやしわが笑わない人よりもできにくくなるという根拠のある話ですし、「笑いは百薬の長」は適度な笑いは、心身ともに健康によいという意味で、現に笑いはストレスを軽減し、血糖値の改善に一役買ったり、笑うことで免疫力を高めて睡眠の質を改善するという話は広く知られています。
当然認知症予防にも効果があり、毎日笑う方を基準にすると、笑わない方は2.5倍程、認知機能が低下するとの結果があり、1年後には4倍近く認知機能が低下していたとの結果が出ています。
また、「誰」と一緒に笑うのが一番効果があるのかも大事になります。
認知症予防には、テレビではなく、ラジオを聞いて笑うことも効果があるとされていますが、一番効果があるのは、「友人」と一緒に笑うことといわれています。
友人と会って一緒に笑うことが効果があるので、サロンや集まりの場、町の健康教室や趣味教室などに参加されたり、気の合う仲間と定期的に会って、楽しく笑いながら過ごしてみてはいかがでしょうか。
問合せ:地域包括⽀援センター
【電話】0242-73-3530
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