医療センターだより

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■歯科用のCTが導入されました
◇歯科　茂呂　有司

今回の磐梯弘報は、11月20日に磐梯町医療センターに導入されました歯科用のCT(以下CBCT)についてです。
「CT」と聞くと身構えてしまう方も多いかと思いますが、CBCTは医科用のCT(以下CT)と違い機械自体が非常にコンパクトでCTより鮮明な画像を得ることができるのが特徴です。鮮明な画像が得られるということは病変をより細かく確認することができますので病気の原因を素早く発見することが可能で治療期間の短縮につながります。被曝量もCTと比べ1/5程度ですので身体により優しいのも嬉しいところでMRIとは違い磁気を発生するもの(金属など)が装着されていても撮影ができます。費用的には普段のレントゲンと比べると若干負担が増えますが原因がわからないまま何ヶ月も治療期間が延びるより、早期に状態を把握した方が治療期間の短縮にもつながります。
何年か前にインプラントを入れたものの、ずっとメンテナンスに行ってなくてこのままで大丈夫なのか不安になるという方や横に生えてしまっている親知らずが抜けるのかどうか気になる方、何年も根の治療を続けているのに治らない方には、CBCTが治療や予防の一助になることもありますので気軽に相談していただければ幸いです。

問合せ：医療センター
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