文字サイズ
自治体の皆さまへ

保健福祉センターだより

7/27

福島県磐梯町

■こどもの肥満と肥満症(1) ~メタボ予防はこどものころから~
3月号は「おとなのメタボ」についてでした。4・5月号は「こどもの肥満(肥満症)」についてお伝えします。
肥満症とは「病気として治療が必要な肥満」つまり、脂肪肝や高血糖などが起きている状態です。こどものうちから…と思われるかもしれませんが、食べ物が簡単に手に入る、動く機会が減っている、夜型生活などの生活環境の変化から、肥満症と診断されるこどもが増えています。肥満、特に内臓脂肪が増えることで、こどもの頃から徐々に血管を傷つけ、成人期に動脈硬化、それに伴う心疾患や脳血管疾患をおこすリスクを高めます。
また、こどもの肥満は成人肥満に移行する可能性があります。乳幼児期の過栄養がその後の肥満に影響すると言われていますが、成長過程にあるこどもに極端な食事制限は禁物です。次回は、こどもの肥満予防についてお伝えします。

◆成人肥満への移行
乳児肥満→幼児肥満(25%が成人肥満へ)→学童肥満(40%が成人肥満へ)→思春期肥満(70%が成人肥満へ)→成人肥満

▽肥満につながる要因はこんなものがあります…
・食べ過ぎ(高脂肪食、砂糖を多く含む飲食物など)
・運動不足(車での移動、座って過ごす時間が長い)
・夜型生活(睡眠不足、遅い時間の食事)

問合せ:保健福祉センター
【電話】0242-73-3101

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU