■産後うつを防ぐために私たちができること
出産後の女性の心に不調が現れることが多い「産後うつ」。産婦の10人に1人前後が経験するといわれています。
産後のホルモンバランスの変化、育児による睡眠不足、慣れない子育てに追われて社会とのつながりが薄くなる状況も「産後うつ」を発生させる原因になるといわれています。
産後うつにならないためにはどうしたらよいでしょう?
お母さんが思い通りにならない子育てをどう受け止めるかがポイントになってきます。「子育ては思い通りにならないもの、初めてなら完璧にできなくてあたりまえ」「子どもは毎日成長している、明日はまた状況は違ってくる」「子育てはみんなでするもの、困ったら誰かの手を借りて、なんでも教えてもらおう」とお母さんが思えるようなサポートがあれば、心理的な負担が軽くなると思います。
では、家族や周りの方はどうでしょう?「子育てはみんなでするもの」という意識をもって、積極的に子育てにかかわることが大切です。その際には、「頑張っている、頑張ろうとしているお母さんを尊重する」ことを意識するのも重要といえます。
誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になります。子育てを通してどんどん人と繋がっていけたらいいですね。
問合せ:保健福祉センター
【電話】0242-73-3101
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