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デジタルトピック(Vol.3)

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福島県福島市

本市では「デジタルで便利で豊かな新ステージ」を目指して高齢者にもやさしいデジタル化を推進しています。
このコーナーでは、地域のデジタルに関する取り組みを紹介します。

■町会活動で広がるデジタル化の輪
デジタルを取り入れた町会活動を行っている3団体

◆野田町町会連絡協議会
インターネットで集会所の利用予約
集会所の利用予約をインターネットから行える、無料で使用できるシステムを導入しました。
電話での予約受け付けや集会所の利用点検などの対応に追われ、管理人業務での拘束時間が膨大となっていたことが導入のきっかけでした。
予約システムの導入と業務の分散化により、管理人の負担を軽減できました。現在も、運用を行う中で見つかった課題を改善できるよう、日々取り組んでいます。

・スマートフォンなどで使いたい部屋を選び、カレンダーから空いている日付を予約

◇小林会長に聞きました!
今回の取り組みをきっかけに、「集会所利用料の支払いのキャッシュレス化」「デジタルを活用した持続可能な地域づくり」など、“地域活動のデジタル化”を目指します!

◆松川地区石合町内会
LINEを活用した迅速な情報共有
令和2年12月に市の「電子町内会事業」を活用し、市から町内会への回覧文書や会長宛ての通知文書を電子メールで受信するようにしました。
また、市から派遣されたICTアドバイザーの助言を受け、町内会の役員でLINEのグループを作成し、回覧や通知を情報共有できるようにしました。さらに、町内会の会員を含めたLINEのグループを作成し、現在は約50人のグループになっています。
「迅速な情報共有」を目指し、グループメンバーの拡大を図っています。

・LINEトーク画面のイメージ。会員はその都度返信する必要は無く、内容を確認するだけでOK

◇丹治会長に聞きました!
石合町内会では、「高齢社会への体制強化」や「緊急時の組織体制強化」のためにLINEやアプリの活用を計画しています。
デジタル活用のメリットは「迅速な情報共有」です。会員が安心安全な日常生活を送れるよう、情報社会へ対応していきます。

◆渡利地区希望ヶ丘町会
ウェブサイトを活用した町会資料の継承
町会の重要資料を継承するため、市の「電子町内会事業」を活用し、ウェブサイトの運用を開始しました。
現在は、町会活動や行事の情報発信にウェブサイトを活用しています。今後は過去の資料や活動記録など恒久的なデータの保管場所に活用する予定です。また、「町会公式フェイスブック」を開設し、更新のスピード化に繋げたいです。
町会活動のデジタル化を図りながら、デジタルに不慣れな会員へのフォローも今まで以上に取り組んでいきます。

・実際のウェブサイトから活用事例をご覧ください。

◇岸波会長に聞きました!
過去の総会資料を見れば、「その当時にどのような事をしていたか」が分かります。東日本大震災発生当時の、安否確認や放射能に関する説明会など、さまざまな記録が残っていました。町会の歴史や過去の記録を残すことで、震災の実体験も風化させず、伝承できると考えています。

問合せ:デジタル推進課
【電話】572-3943

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