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福島県福島市

■第61回「熱中症を予防するために」
キャッチャーだった中1の真夏の野球練習。エースの先輩と一緒に、ファールボールを拾いに投球練習を抜け出し、がぶ飲みした水道水のうまかったこと!スポーツ時は水を飲むなとされていた時代。時代を先取りしていたな~(笑)
8月になると暑さに慣れ、盆過ぎからは少しずつ涼しくなってきますが、まだまだ暑い日は続きます。熱中症には、十分ご注意を!暑さの中、意識がもうろうとしかけたら、すぐに救急車を呼びましょう。
熱中症というと、炎天下で起きるものとの思い込みがありますが、実は屋内のほうが多いのが実態。市消防によると、昨年、熱中症で救急搬送された方の約3分の2は、住居や公的施設などの屋内で発症しています。特に高齢の方は、住居内で発症するケースが多くなっています。室内でも安心せず、暑いときは冷房や扇風機をかけ、こまめに水分やミネラルの補給をしてください。
福島市では、本年、7月1日から9月30日まで、市の58公共施設をクーリングシェルターとして提供することにしました。暑い日の外出時に休憩し、涼んでください。
熱中症の危険性がどのくらいあるかは、環境省の「暑さ指数(WBGT)」が参考になります。暑さ指数は、湿度や気温、日射などの要素を数値化したもの。3時間ごとの予測値とともに、数値に応じ、「厳重警戒」や「危険」といった段階ごとに、運動中止などの指針が示されています。
市では、暑さ指数などをもとに、市公式LINEなどで熱中症に関する警戒情報を発信していますので、日頃から市が発する情報に注意しておいてください。
熱中症は、体温が上がり、水分と塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能が働かなくなったりしたときに起きる症状です。日頃から運動し、汗をかく習慣を身につけることも効果的な予防法です。高齢の方も、軽い運動や散歩を日常的に行うことで、熱中症にも感染症にも強い身体を維持し、健康長寿を享受していただきたいと思います。

福島市長 木幡浩(こはたひろし)

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