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[お知らせワイド]2点目の木簡が出土!

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福島県福島市

福島西道路改築事業の発掘調査(西久保(にしくぼ)遺跡)で、2点目の木簡(もっかん)(文字が記された木札)が出土しました。赤外線画像の分析により、6文字のうち5文字が判明しており、郡司(ぐんじ)が西久保遺跡に来ないことを伝える書状と考えられます。
サイズ:長さ13cm、幅2.7cm、厚さ0.3cm
年代:7世紀~9世紀ごろ(出土した土器の年代から推定)
※詳細は本紙P.10をご覧ください。

◆この木簡にはどんな意味があるのか?
国司(こくし)などの有力者が郡境を出入りする際は、地元の郡がもてなしをすることがある。西久保遺跡でも同様のことをしていたとすれば、この木簡は「信夫郡の郡司はもてなしの場に来られない」ということを伝える書状と考えられる。
また、西久保遺跡は、郡司が訪れるような性格の遺跡で、役所の機能を持つ有力者の居宅と考えられる。
(宮城県多賀城跡調査研究所 吉野(よしの)所長)

問合せ:文化振興課
【電話】525-3785

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