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[特集]タイトル2連覇への挑戦

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福島県福島市

本拠地「ふくしまスカイパーク」からエアレースXの2023年レースを制し、初代世界王者に輝いた、本市在住のエアレースパイロットの室屋義秀選手。
タイトル2連覇への挑戦がかかった2024年シーズンへの意気込みを伺いました。

◇室屋 義秀(むろやよしひで)選手
昭和48年奈良県生まれ。20歳の時に渡米し、飛行機のライセンスを取得。大笹生の「ふくしまスカイパーク」を本拠地とし活動。2017年のエアレースワールドシリーズでは年間総合優勝、2023年に初開催された「AIR RACE X」では初代世界王者に輝く。エアショーや航空教室など航空スポーツ振興のため尽力している。

〈Interview〉
「以前のエアレースと現在のエアレース10.の戦い方の難しさと違いは」
世界各地の見えないライバル達の状況を推測しながらタイムを出していく難しさがあります。
コースを攻め込んでいけば、ペナルティーなどのリスクが増えるので、そのバランス感が難しいところです。

「今年はラウンド数が増えました。戦い方の違いは」
年間のポイントランキングは、予選も含めてコンスタントにポイントを稼ぐ必要があります。
常にTOP3にいないと総合優勝は難しいと想定しています。

「再び世界を獲る意気込みは」
ワールドチャンピオン獲得に向けて、全ての努力を注ぎ込みます。

「レースのキャッチコピーに「熱狂」とあります。室屋選手が思う「熱狂」とは」
スポーツは、競技する人・応援する人が一体となった時に、熱狂が生まれると思っています。
市民の皆さんと一体となって、世界一を目指したいと思います。

「福島の人々に向けてメッセージを」
ふくしまスカイパークでのトレーニングやレースにご理解とご協力をいただけている環境に感謝いたします。世界一をみんなで獲得して、福島市を世界にPRできたら嬉しいです。

◆エアレースX
世界最高の飛行技術を持つパイロットが、レース専用小型機の操縦の正確さとタイムをリモート形式で競い合う、最新技術を活用した5次元モータースポーツ

・AR(拡張現実)技術を使い、遠隔地のレースをスマートフォンから観戦することも
・レースの様子はエアレースXの公式YouTubeチャンネルでも視聴できます。
◎エアレースX公式YouTubeチャンネル
※二次元コードは本紙P.3をご覧ください。

◆世界で戦う姿を間近で応援エアレースX 第2~3戦
とき:
第2戦 8月30日~9月8日
第3戦 10月4~13日
※午前8時~午後5時の間に適宜飛行予定。
ところ:ふくしまスカイパーク上空
※タイムをリモート形式で競うため、室屋選手のレース機のみが飛行します。

◆空と飛行機の世界を体験空×ラボ in ふくしまスカイパーク(仮)
とき:9月7日(土)(予定)
ところ:ふくしまスカイパーク
内容(予定):
・オリジナル曲技模型飛行機製作体験
・VRフライト体験
・室屋選手の航空機の展示
詳しくは市ホームページをご覧ください。

◆次世代育成の取り組み
室屋選手は、若手パイロット育成やこどもたちに将来を考えるきっかけを提供するプログラムを実施し、次世代育成につながる取り組みを行っています。
○RACE PILOT PROGRAM《世界と戦うパイロットオーディション》
エアレースのパイロット候補生を募集し、通常10年以上かかる訓練を5年で行い、最短でのレースパイロットデビューを目指す。

○空ラボ 未来の自分を見つける教室
自分の心が求めるやりたいことを見つけ、自ら目標を設定し達成するプロセスを学ぶ、小学3年生から中学2年生を対象にした「創造的人材育成」のための全5回の学習プログラム。
※2024年分の申し込みは終了しました。

問合せ:観光交流推進室
【電話】572-5717

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