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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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福島県福島市

■再生の巳(み)年に
福島市長 木幡 浩(こはたひろし)

明けましておめでとうございます。
市民の皆さまには、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
能登半島地震で始まった昨年は、国内外で災害や紛争が絶えず、物価高騰は日々の生活や事業活動を圧迫し、コロナ禍を経て人口減少は深刻化するなど、何かと空気の重い一年でした。
しかし、賃上げの久々の広がりは、デフレに慣れてしまった心に上向きの変化をもたらし、遠えん藤どう裕ひろみ美選手や室むろや屋義よしひで秀選手、若わかもとはる元春・若わかたかかげ隆景、福島ユナイテッドなど、本市スポーツ関係者のめざましい活躍は明るい希望を与えてくれました。市政においても、観光客や移住者、新規就農者の数やふるさと納税額が過去最高を更新し、公立夜間中学「天神スクール」の開校、パートナーシップ制度の導入など、これまでの殻を破る新たな動きが続いています。
本年は、いよいよ市民活動の拠点、安心の避難所にもなる市民センターが3月にオープンし、4月には本市初の義務教育学校が松川地区に開校します。ごみ処理適正化やメガソーラー等の設置には条例化を図って、美しい自然やまちを守りながら、ゼロカーボン化を推進します。学校を活用したこどもたちの遊び場・居場所づくりを進める一方、上限設定にはご理解をいただきたいと思いますが、タクシー利用を加えた新しいシルバーパスポート制度を導入して、高齢者の足の確保を支援してまいります。中心部のまちづくりについては、東口再開発のイメージをより鮮明にし、駅西口についても跡地利用等の方向性が見えるよう、関係者と調整を進めてまいります。
本年は、巳年。脱皮と復活・再生の年とされています。市民の皆さまとの相互のコミュニケーションを密にし、認識を共有しながら、市民共創で、時代の流れに応じた新たな取組に積極的にチャレンジし、市民生活や地域の再生を図ってまいります。ご協力をよろしくお願いいたします。
皆さまにとって、健康で幸多き年となりますよう心よりお祈りいたします。

■福島市の更なる発展に向けて
福島市議会議長 萩原 太郎(はぎはらたろう)

明けましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、昨年は市議会に対しまして格別なるご理解とご支援を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。
昨年を振り返りますと、1月の能登半島地震に続き、8月には宮崎県で最大震度6弱の地震が発生し、南海トラフ地震臨時情報が初めて発表されました。また、昨今の地球温暖化に伴う気象状況の変動により、大雨、台風などの自然災害も多く発生し、常日頃からの災害への備えの大切さを実感したところであります。
また、コロナ禍からの回復が進み、市内各地では、特色あるイベントが開催され、盛り上がりをみせるなど明るい兆しも見られますが、長期化するエネルギー価格高騰や物価高騰により、市民生活、事業活動は依然として大変厳しい状況にあります。
このような中、令和7年の今年、本市における大きな話題としては、新しい市議会議事堂や市民交流機能を備えた市民センターが、いよいよオープンすることであります。
これらの機能を備えた複合棟につきましては、これまで議会と執行機関で幾度となく慎重な議論を展開してきたところであり、多くの市民に親しまれ、利用しやすい施設となることを大いに期待するものであります。
新しい年を迎え、市議会といたしましても、福島市の更なる発展にむけて、今年の干支の乙きのとみ巳のように成長と変革の年となりますよう、本市の諸課題克服に力を注いでまいります。
また、市民に開かれた議会として、分かりやすく議会の活動をお伝えするとともに、市民の声を市政にしっかり反映できるよう、市議会一丸となって取り組みを強化して参りますので、本年もご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
迎えた輝かしい年が、皆さまにとって幸多き素晴らしい年となりますことを心からご祈念申し上げまして、新年のごあいさつといたします。

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