健康がもっとたのしくなる健康コラム 第14回

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■今回のテーマ　「脂質異常について」
○脂質異常とは?
血液中の脂質(脂肪)の濃度が異常に高いことをいいます。LDLコレステロール・HDLコレステロール・中性脂肪の改善が必要な状態を指します。

○脂質異常になる要因
・エネルギーや油脂を摂り過ぎる
・身体活動が少ない
・たばこを吸う
・お酒をたくさん飲む
・ストレスが多い

LDLコレステロール・HDLコレステロール・中性脂肪の改善が必要な状態になっている
↓　放置していると…
・悪玉コレステロールが多い状態が続く
・血管壁に脂質がたまり、血管内が狭くなる
↓
動脈硬化が進行
↓
脳血管疾患、心疾患、腎不全など
生活機能の低下、要介護状態につながるおそれがあります

○脂質異常を放っておくと…
動脈硬化を進行させる大きな原因となります。血管壁に脂質がたまり血管壁が狭くなったり、悪玉コレステロールにより血管内部が傷つき血管内にコブができたりして血流が悪くなり、脳卒中などの発症のリスクを大きくあげます。

○動脈硬化が引き起こす病気とリスク
動脈硬化が進行すると、脳卒中や腎不全などになります。
治療に時間や費用がかかるだけでなく、生活機能の低下したり、要介護状態になったり、後遺症による障害や命にかかわるおそれがあります。

○生活改善のためのワンポイントアドバイス
朝食を抜くと太りやすくなります。さらに、次の食事までの時間が長くなると、からだが昼食で摂る栄養をしっかりと取り込もうとするので、脂質や糖質の吸収力がアップします。
バナナ1本でも口にするなど何か朝ごはんを摂る習慣をつけましょう。

健康のことや人間ドックを含む健康診断の結果などで気になることがありましたら、下記までご相談ください。保健師・管理栄養士がご相談に対応します。
保健福祉センターでは、体組成計で筋肉量や脂肪量、推定骨量等も測定することができます。18歳以上の測定を希望される方は、保健福祉センター窓口までお越しください。

問合せ：健康推進課
【電話】25-1115