健康がもっと楽しくなる健康コラム 第16回

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■今回のテーマ「健(検)診　編」
みなさんは、「健康診断」を受ける機会はありますか?
日本の社会保障制度の中で、健康に生活をすることができるように「健康診断」の仕組みがあります。健診を毎年受けることで、結果から自分の身体の小さな変化に気づくことができ、病気の予防に繋がります。
・特定健康診査…生活習慣病予防のために、40～74歳の方に、メタボリックシンドロームに着目した健診を行います。
・高齢者健康診査…生活習慣病の発症や重症化を未然に防ぐこと、加齢に伴う心身の衰え(フレイル)をチェックし、医療や介護予防に繋げることを目的に実施しています。
・社会保険加入者の健康診断…労働安全衛生法第66条により、事業者は労働者に対し、健康診断を実施しなければならないことが義務付けられています。

■健診と検診の違い
健診：いわゆる健康診断のこと。自分の健康状態を確認し、病気を予防することを目的としています。
検診：特定の病気を発見するために行う検査のことを指します。病気を早期発見し、早期治療につなげることを目的としています。代表的な検診は「がん検診」です。

■よくある質問
Q.現在、治療のために病院に通っています。健康診断(特定健康診査)を受けた方が良いですか?
A.通院の方も健診の対象ですので、ぜひ受診ください。また、通院先で受けられることもありますので、主治医へ相談してください。
特定健康診査に関しては、検査項目を満たしていれば、健診を受けたとみなす「みなし健診」という扱いをすることもできます。健康推進課までお申し出ください。

Q.健康診断とあわせてがん検診も受けた方がいいですか?
A.がん検診はがんを早期発見し、早期治療するための検診です。国において、村の事業として、科学的根拠に基づいた検診の指針が定められ、推奨されています。村では、加入保険に関係なく、対象の方は受診可能ですので、健康診断とあわせて定期的に受診しましょう。

■特定健康診査及びがん検診案内
西郷村国民健康保険加入の方、村でがん検診等受診歴のある方については6月下旬までに案内を送付しています。
詳細は、5月下旬に全戸配布しました『令和5年度住民健(検)診のお知らせ』をご覧ください。西郷村では、集団健(検)診の受診費用は無料です。受診希望の方は、健康推進課までご連絡ください。

健康のことや人間ドックを含む健康診断の結果などで気になることがありましたら、下記までご相談ください。保健師・管理栄養士がご相談に対応します。
保健福祉センターでは、体組成計で筋肉量や脂肪量、推定骨量等も測定することができます。18歳以上の方が測定を希望される場合は、保健福祉センター窓口までお越しください。
次回は、飲み物の糖分についてお伝えします。

問合せ：健康推進課
【電話】25-1115