[FUKUSHIMA EKIDEN 2024]第36回ふくしま駅伝 村の部 3連覇(1)

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11月17日(日)、第36回ふくしま駅伝大会が行われ、白河市のしらかわカタールスポーツパークから福島市の福島県庁前までの16区間96.3kmを52チームが力走しました。
西郷村チームは、前々回、前回に引き続き村の部優勝(総合15位、5時間26分28秒)という好成績を収め、村の部3連覇を達成しました。

○西郷村駅伝チーム　薄井修監督
今大会では、温かいご声援をいただきありがとうございました。皆さんのご声援により、村の部3連覇を達成することができました。
3連覇してこそ本当に強いチームだと思います。その目標を達成するために前大会から1年、チーム一丸となって準備をしてきました。スタートから他のチームにリードされていましたが、後半から追い上げるレースを想定していて、後半の選手、特に大学4年生を中心に差を縮めていけたことが勝因となったと思います。また、中学生男子の3年生が多く抜けたため、新たに中学生男子の育成に力を入れました。
今後は、他のチームに負けない女子の力を継続して強化していくことや、社会人の力を上げていき、若い力だけに任せないようチーム全体の底上げをしていきたいです。
目標としてきた3連覇を達成しましたが、連覇というのは当たり前のことではありません。これからは一つ一つの積み上げだと思っていますので、全体を底上げしたチームで、この先も優勝を重ねていきたいです。
皆さんのご声援が選手やチームの力になり、力を発揮することができます。今後も西郷村チームの応援をよろしくお願いします。

○コーチ　関根健人さん
選手が力を出し切れるような練習メニューの考案と選手のコンディションを整えることが私の役割でした。チームは基本的に和やかな雰囲気ですが、選手選考レースや大会前は緊張感があり、メリハリがあり切磋琢磨できるチームだと思います。この1年間チームに携わって達成できた3連覇だったので、嬉しさと安堵感の両方を感じていました。次回4連覇を目指してチームをサポートしていきたいです。

○コーチ　須藤浩平さん
コーチを任された時、誰よりもコミュニケーションを取ること、橋渡し役として中学生から社会人までが集まるチームをまとめ、良い雰囲気を作っていくことを心がけました。コーチ、監督と一致団結し、村の為、チームの為、精一杯努力し素晴らしいチームになりました。今回の村の部3連覇にかけてきたので、3連覇達成へ向けて誰よりもチームの為に尽くしてきました。関わった方々に深く感謝したいです。

○マネージャー　大倉麻愛さん
マネージャーとしていつもチームの仲間を信じ、応援しています。このチームは、練習では最後まで諦めずに取り組み、遊ぶときは全力で遊ぶ、メリハリがあることが良いチーム作りに繋がっていると思います。ちょうど3年前からチームに関わってきた分、今回の3連覇は嬉しさが大きかったです。チームの方々に本当に感謝しています。これからも進化し続けるチームですので応援よろしくお願いします。

■選手たちのコメント
○01　近藤美憂さん(日大東北高校3年)
区間9位
粘りと体力が課題でしたが、スタートから冷静に走ることができて最高に楽しかったです。自分の最大限の走りでチームに貢献したいと思い、アットホームで切磋琢磨できるチームと大好きな監督と3連覇出来たことはとても嬉しかったです。大学では全国大会を目標にし、課題を克服し強くなって次回のふくしま駅伝に帰ってきたいです。

○02　戸上博斗さん(帝京安積高校3年)
区間25位
ベストな走りができましたが、今回の3連覇で満足せず、毎年優勝に貢献できるよう更に実力を磨いていきたいです。チーム全員が村の部優勝に向かってチーム一丸になれていたと思います。6年以上お世話になっている監督やチームの仲間と切磋琢磨し、大学でも陸上を続けるので4年以内にふくしま駅伝で総合区間賞を取りたいです。

○03　大塚翔太さん(陸上自衛隊松本駐屯地)
区間23位
怪我により思った練習ができませんでしたが、3連覇してこそ本当に強いチームだと強い気持ちで臨みました。ベテラン勢の粘り、若人の躍動、サポートや応援により優勝できたと思います。色々な世代がいて、メリハリのある良いチームで、良い環境を作ってくれている監督をまた胴上げできるよう、4連覇目指して頑張りたいです。

○04　佐藤直樹さん(那須町役場)
区間21位
自分の走りに集中し、全力を出し切れました。練習メニューや環境が良くなっていて、練習後も笑顔があり、メンバーが変わる中でチームを強くしてくれる監督、コーチに感謝したいです。監督にはこれからも出場回数を重ねて頑張ってほしいです。今後、チームの支えとなれるよう、次回のふくしま駅伝に向けて練習を頑張りたいです。