令和5年9月 補正予算が決まりました

21／46

9月定例会が、9月19日～10月18日に開催され、予算17件、条例4件、人事4件、その他7件、決算30件の議案が可決されました。予算編成のポイントと主な事業を紹介します。

「気候変動対策・GX(脱炭素と経済活性化の同時実現)推進などの「未来を見据えた投資」の拡充、切れ目のない物価高騰対策など、今必要な予算を計上しました。」財政課職員

■補正予算額
一般会計補正予算額：66億8,098万1千円(増額)
累計：1,481億5,576万3千円

特別会計補正予算額：9億8,572万3千円(増額)
累計：1,059億8,024万7千円

一般会計と特別会計の累計は、2,541億3,601万円となります。

◇原油価格・物価高騰対策
・物価高騰対応給付金を支給(1億5,498万円)
原油価格などの高騰による生活への影響を緩和するため、電気やガス・水道といった光熱費などを支援します。
対象：本年6/1に市内に住んでいる、世帯全員が令和5年度分の住民税が非課税で、65歳以上の高齢者世帯など
給付額：1世帯当たり6,000円
申込み：対象世帯へ11月中に確認書などを郵送予定

問合せ：保健福祉総務課
【電話】924-2355(専用ダイヤル)

◇5類移行後の新型コロナウイルス感染症対策
・保育所の子どもたちに快適環境を(4,674万円)
公立保育所(全25施設)の老朽化した空気清浄機やエアコンを交換し、感染対策に重要な換気を十分に行いながら、快適な保育環境と省エネ性能を高める設備投資を行います。
・中央図書館の電子書籍を拡充(293万円)

◇未来を見据えた投資
・市制施行100周年記念事業でクラウドファンディング実施(730万円)(債務負担行為含む)
来年の市制施行100周年を記念し、郡山シティーマラソンの完走者記念品(550万円)やラッピングピアノの製作に要する経費(180万円)の一部を、本市初となる「ガバメントクラウドファンディング」で調達します。
・市史をデジタル化(1,397万円)(債務負担行為)
・電気自動車などのさらなる普及へ(400万円)
・ごみ排出量削減プロジェクト(5,145万円)

◇新たな行政課題や需要への対応
・市役所西庁舎さらなる省エネルギー化へ(1,191万円)
市役所西庁舎の空調設備などの改修に当たり、ZEB化(建物で消費する一次エネルギーの収支をゼロにする)に向けた調査を行い、温室効果ガス排出量削減を推進します。
・磐梯熱海アイスアリーナ冷凍機を更新(4億4,808万円)
自然界にある物質で冷却する設備に交換し、環境負荷低減、施設の長寿命化を図ります。
・安全で円滑な道路環境の整備(1億9,400万円)

問合せ：財政課
【電話】924-2071