令和5年6月 補正予算が決まりました

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6月定例会が、6月15日～30日に開催され、予算2件、条例9件、人事5件、その他13件の議案が可決されました。予算編成のポイントと主な事業を紹介します。

◇補正予算額
・一般会計補正予算額…48億8,456万円(増額)累計1,414億7,478万2千円
・特別会計補正予算額…8億4,539万円8千円(増額)累計1,049億9,452万4千円
一般会計と特別会計の累計は、2,464億6,930万6千円となります。

原油価格や物価高騰への対策、ポストコロナ時代の住民サービス向上、未来を見据えた投資、新たな行政課題や需要への対応のための予算を計上しました。
(財政課職員)

■原油価格・物価高騰対策
・地域公共交通事業者・運送事業者などへの支援(8,535万円)
路線バスやタクシー、トラックなどの地域公共交通事業者などが、運行を維持できるよう支援します。
エネルギー価格の高騰、車両や設備などの省エネ対策、「物流の2024年問題」の解決に向けた、ドライバーの長時間労働の是正を実現する業務効率化などの対策も支援します。

■ポストコロナ時代の住民サービス向上・地域経済の持続的発展
・新型コロナウイルスワクチンの接種体制を確保(10億5,635万円)
春開始接種…65歳以上の方などを対象に、8/31(木)まで実施[関連本紙10ページ]
秋開始接種…5歳以上の全ての方を対象に、9月以降開始予定

・海外からの観光誘客と輸出促進プロモーションの強化(2,882万円)

■未来を見据えた投資
・県指定重要文化財「開成館」を復旧(9億6,800万円)
※2023〜2028年度の総額(継続費)
安積開拓の歴史を伝える文化財として後世へ引き継ぐため、福島県沖地震および老朽化からの復旧と耐震補強を行います。

・(仮称)歴史情報・公文書館の展示システム・展示品を整備(9億5,321万円)
※2023〜2029年度の総額(債務負担行為含む)

・新事業開発プロジェクトと再エネ導入の実証実験(2,019万円)

■新たな行政課題や需要への対応
・カラス追払い対策の強化(500万円)
カラスによる生活環境被害への対策として、餌場・ねぐら・生態の調査・コンサルティングをカラス研究の専門家に依頼し、追払い対策を総合的に強化します。

・こども家庭センターを開設(1,620万円)

・野菜安定生産のための支援(4,516万円)

・DX活用型経営体質強化を支援(120万円)

・「生成AI」に関する活用研究を実施(60万円)

問合せ：財政課
【電話】924-2071