新年おめでとうございます。
皆様には輝かしい希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は統計開始以降最も暑い夏となり、まさに「地球沸騰化時代の到来」を予感させる一年となりました。また、国際情勢も混迷の度を増しており、市民生活や経済活動への影響が懸念されております。
一方、新型コロナウイルス感染症の5類移行後は、各種イベントの再開や市内での国際会議・全国大会の開催、観光客の増加などで多くの方をお迎えすることができました。また、セーフコミュニティ国際認証再取得や好調な企業立地、さらには音楽・スポーツにおける活躍など明るい話題も相次ぎ、市民の皆様の懸命な御努力によりコロナ禍を乗り越えつつあることを実感した一年でもありました。
さて、いよいよ本年は市制施行100周年の記念すべき年です。先人たちが築かれた歴史や功績を振り返るとともに、次の100年の礎となる「郡山ルネサンス」のスタートの年にいたしましょう。
私たちは今、時代の転換点、大きな変化に直面しております。すなわち、
1 地球温暖化があらゆる分野に影響を及ぼす「気候変動」
2 少子高齢化、人口減少という「人口変動」
3 利便性を高め、人口変動を補完する「デジタル変動」
4 経済のグローバル化による「為替・物価変動」
5 社会経済や災害対策などに立体的視点が必須になる「三次元変動」です。
これらの変動、さらには2030年のSDGs目標年限、2050年のCO2排出量実質ゼロなど、将来不可避の課題からバックキャストで捉え、「ベビーファースト」の理念のもと、DXを加速させるとともに、市民・団体・事業者などの皆様との「公民協奏」によるGXにも積極的に取り組んでまいります。
先人から受け継いだ「開物成務」の精神で、そして今後100年間の市民の皆様からも評価いただけるよう、誰一人取り残されず、多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じるとともに、地域や社会が幸せや豊かさを感じられる、「ウェルビーイングなまち郡山」の実現を、ともに目指してまいりましょう。
「ひらけ 未来へ こおりやま」
本年が皆様にとりまして素晴らしい一年となることを心からお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
郡山市長 品川 萬里
新年おめでとうございます。
市民の皆様には、お健やかに佳き新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
さて、昨年は、大きな自然災害に見舞われることもなく、また、新型コロナウイルス感染症においては、昨年5月に感染症法上の位置付けが5類に引き下げられるなど、市民生活や経済活動が大きく前進した年となりました。
そのような中、本市においては、(仮称)歴史情報・公文書館施設整備事業の一環として、公共施設利用者の利便性の向上を図るため整備された「麓山地区立体駐車場」の供用開始を始めとして、セーフコミュニティ国際認証再取得など、市民の皆様が安全・安心に過ごすことができ、将来にわたって魅力と活力ある持続可能なまちづくりのための取り組みが続きました。御協力を賜りました多くの関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
さて、本市議会では、昨年12月定例会において、ごみの減量化対策について調査・研究を行うための「ごみの減量化対策特別委員会」を設置いたしました。環境負荷の低減と持続可能な社会の維持発展のためには、ごみの減量化が喫緊の課題であることから、積極的に議論を重ねてまいる所存です。
今後も、市民の皆様にわかりやすく、開かれた議会を実現するため、議員一人ひとりが担うべき責務を踏まえ、市民の皆様の声を市政に反映し、日々変化する社会情勢の様々な課題に的確に対応できるよう、なお一層、切磋琢磨してまいりますので、御理解、御協力をお願い申し上げます。
本年は、市制施行100周年の記念すべき節目の年となります。これまでの歴史に思いをはせながら、オール郡山で市制施行100周年を創り上げ、次の100年に向け新たな気持ちでスタートできるよう議員一丸となって取り組んでまいります。
2024年が市民の皆様にとりまして、希望に満ちた健康で幸せな年になりますことをお祈り申し上げますとともに、本市のさらなる発展を念願いたしまして、新年のごあいさつといたします。
郡山市議会議長 佐藤 政喜
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