「食べる・飲む・くつろぐ」機会が多い年末年始。飲食のバランスや不規則な生活が続くと身体の不調につながることも。飲食を楽しみながら、少しの工夫で年末年始も健やかに過ごしてみませんか?
■年末年始、こんな過ごし方していませんか?
年末年始は忘年会や新年会など飲食の場が設けられることも多く、1年の中で特に健康に気を付ける必要があります。また、冬は寒さや雪の影響で運動する機会が不足しがちです。
・会食での暴飲暴食
バランスが崩れた食事や、お酒の飲みすぎは健康問題を引き起こすリスクに。
・ながら食べ
テレビを見ながらスマホを見ながらなどの「ながら食べ」は、カロリーオーバーになりがち。
・運動機会の減少
暖かい室内が恋しくなる季節。家の中で過ごし、ついつい運動不足になることも。
■郡山市民の健康状況は?
本市では、食生活の乱れや運動不足による生活習慣病のリスクが高い傾向にあります。特に小・中学生など若い世代では、全国平均よりも肥満率が高いといった健康課題などがあります。
県全体でも、食塩摂取量が男女ともにワースト2位になるなど、食生活を含め健康への配慮が必要です。
郡山市国民健康保険加入者上位6疾患(外来:男女)
出典:令和2年度データ分析業務委託結果
■取り入れよう!かんたん健康術♪
日々の生活を少し工夫するだけで健康の維持促進につながります。無理なく取り入れられるオススメの健康術を試してみませんか?
1.減塩にチャレンジ!
1日における食塩の目標量は男性が7.5g未満、女性は6.5g未満。減塩はちょっとした工夫で、無理なく続けることが大切です。
意識的に塩分を減らすことはもちろん、ナトリウム(塩)を体の外に出す働きのある、カリウムが多く含まれる野菜や果物、海藻類の摂取も効果的です!
・かけるよりつける
しょうゆやソースなどの調味料は、かけるより少しつけて食べる。
・カリウムをとる
かぼちゃや昆布、わかめなどカリウムの多い食品は摂り過ぎた塩分を外に出す。
・めん類のスープは残す
ラーメンやうどんなどのめん類は、スープを残すことで塩分摂取を抑えられる。
2.+10(プラス・テン)から始めよう!
今より体を動かす時間を10分増やすと、生活習慣病や死亡リスクを低下させることができます。
エスカレーターではなく階段を利用することや、椅子に座った状態でのもも上げや膝伸ばしも効果的です。
3.野菜たっぷりの食生活を!
生活習慣病予防には、1日350g以上の野菜を食べることが目標ですが、市民アンケートでの達成率は全体のわずか3%。まずは、いつもより小鉢1皿分多く野菜を食べてみましょう。
緑黄色野菜120g+淡色野菜230g=350g(1日の目標摂取量)
■より良い健康のために
○健康診査を改善のきっかけに
健康な毎日を送るためには、普段の生活の小さなことから改善していくことが大切です。市でも健康診査を行い、保健師や栄養士と一緒に生活習慣の振り返りを行う健康相談を実施しています。ありのままの健康状態を把握することが、改善の一歩になります。
(健康づくり課 保健師 釜屋さん)
○少しの工夫が健康の架け橋に
年末年始は、飲食の場が増えますよね。お酒を飲むとき、食べながら飲めば肝臓の負担を減らせます。健康維持に欠かせないビタミンやミネラルが豊富な副菜を摂ることもおすすめです。少しの工夫が健康な毎日を送る架け橋になってくれますよ。
(健康づくり課 管理栄養士 新沼さん)
■健康インフォメーション
▽ハッシュタグキャンペーン「あなたのチョイケン、教えてください!」
日頃実践している健康に良いこと(=チョイケンエピソード)をハッシュタグ「#チョイケン」「#郡山市健康づくりキャンペーン」をつけて、XまたはInstagramに来年1/29(水)までに投稿すると、抽選で36人に素敵な賞品が当たります!
投稿から新たな健康術を発見できるチャンス!ぜひご覧ください♪
問合せ:
健康政策課【電話】924-3020
健康づくり課【電話】924-2900
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