12月定例会が、11月29日~12月14日に開催され、予算15件、条例13件、人事2件、その他25件の議案が可決されました。予算編成のポイントと主な事業を紹介します。
新規課題・市民生活の新たな需要に対応するため、未来への戦略的投資の拡充や循環型社会に向けた強化、住民サービスの改善などに要する予算を計上しました。
■未来への戦略的投資
▽100周年を記念した音楽祭の開催(2,300万円)★
11月に開催する記念式典で、市民とプロの演奏家による音楽イベントを開催します。
▽うねめまつりの新たな歌と踊りを制作(770万円)★
本市フロンティア大使の箭内道彦氏のプロデュースのもと、現在の踊りに加え、新たな歌と踊りを制作します。
▽郡山公会堂などで記念事業を開催(1,488万円)★
記念式典に合わせ、郡山公会堂とその近隣施設で参加型の記念事業を開催します。
▽放課後児童クラブの待機児童解消を推進(2,752万円)
就労などで保護者が日中家庭にいない児童に、放課後の適切な遊びや生活の場を提供するため、放課後児童クラブを増設します。
▽クラウド版指導者用デジタル教科書更新(2,625万円)★
小学校の国語で活用する指導者用デジタル教科書を更新し、引き続き学びの質の向上、教員の授業準備の負担軽減を図ります。
▽「出張!なんでも鑑定団」の開催(347万円)★
▽「GReeeeN」がZ世代の想いをのせた100周年記念楽曲を制作(308万円)★
■循環型社会強化・気候変動対応(カーボンニュートラル)
▽東北初!公共施設の「ZEB」化へ(3億1,403万円)★
「カーボンニュートラルシティこおりやま」を目指すため、東山霊園管理事務所を、エネルギー消費量正味ゼロのZEB認証を取得し、隣接地に移転改築します。
▽道路照明LED化の推進(4億800万円)★
環境負荷の低減と維持管理の費用削減を図るため、ESCO事業(※)により、市が管理する全ての道路照明のLED化を推進します。
※省エネルギー化により実現する光熱水費の削減分で、改修費や維持管理費を賄う事業手法
■住民サービス・施設等カイゼン
▽郡山駅前商業施設の市PR看板をリニューアル(428万円)
郡山駅前の商業施設「ATi」塔屋広告スペースに設置している市PR看板が、設置後10年を迎えることから、修繕と併せて新たなデザインにリニューアルします。
▽障がい者の授産支援を推進(853万円)★
障がい者が地域社会に参加し、自立した生活を営めるよう、授産(※)事業の支援体制を拡充し、障がい者就労のサポートを強化します。
※障がい者がそれぞれの能力を生かして行う、ものづくりや作業の総称
★がついている事業は債務負担行為(翌年度以降にも支出を行う必要があるため、議会の議決を経たもの)です
問合せ:財政課
【電話】924-2071
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