KORIYAMA Dreamer 夢に向かう郡山人 vol.74

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■隅越　百葉さん　Sumikoshi Momoha
今年4月に開催したストリートダンスバトルのアジア大会でチャンピオンとなった隅越さん。活動への思いを伺いました。

◇グローバルに活躍できるダンサーを目指して
9歳の時、テレビで見たダンスグループの踊りに憧れてダンスを始めました。すぐにダンススクールに通い始め、ジャンルを問わず色々なダンスに向き合っていました。悔しいことがあるとさらに燃えるタイプなので、難しいダンスなど、何事も自分を奮い立たせてチャレンジしてきました。
時には、大会本番でプレッシャーを感じ、本来のダンスができずくじけそうになることも多々ありました。でも、苦しい時こそ成長のチャンスだと信じ、初心に帰ってダンスを徹底的に見つめ直したり、ミュージカルを勉強したり、心身ともに鍛え続けました。
今は、激しいダンスと瞬時に止める動作が特徴のロックダンスを中心に活動しています。4月にタイで開かれた国際大会では、部門別で念願の世界一になれました。納得できるダンスを目指す中で、大会2週間前に腰の不調に見舞われるアクシデントもありました。それでも、憧れの舞台で頂点になれた時は、うれしさとほっとした気持ちでいっぱいでしたね。
私が一番大切にしているのは、どんな時もダンスを全力で楽しむこと。プレッシャーがかかる大会でも、自分が心から楽しめれば、最高のダンスを多くの人に届けられると信じています。
ここまで来れたのも、家族や恩師などの支えがあってこそです。これからもダンサーとして成長することはもちろん、演劇や楽曲の振り付けなど、分野の垣根を越えてグローバルに活躍できるダンサーになり、支えてくれた人たちに自分の活躍で恩返ししていきたいです。