6月定例会が6月13日~28日に開催され、予算4件、条例10件、人事7件、その他12件の議案が可決されました。予算編成のポイントと主な事業を紹介します。
財政課職員「市制施行100周年記念事業やベビーファーストの推進、新たな行政課題や需要への対応など「今、解決しなければならない課題への対応」に必要な予算を計上しました。」
■補正予算額
・一般会計補正予算額 3億7,065万9千円(増額)
累計…1,415億3,215万9千円
・特別会計補正予算額 2億4,901万5千円(増額)
累計…1,047億7,816万4千円
一般会計と特別会計の累計は、2,463億1,032万3千円となります。
■市制施行100周年記念事業
・楽都郡山メモリアルパレードの開催(1,543万円)
市制施行100周年記念式典プレイベントのマーチングパレードを多くの方が観覧できるよう、ルートを変更し警備体制を強化します。また、音楽イベントを開催します。
・「風とロック芋煮会2024」開催を支援(150万円)
フロンティア大使の箭内道彦さんが本市でスタートさせた音楽イベント「風とロック」の10年ぶりの本市開催を支援します。
■ベビーファーストの推進
・保育士など1人当たりの子どもの数を改善(7,286万円)
幼児教育・保育の質の向上や教諭・保育士などの処遇改善を図るため、3歳児および4・5歳児に対する保育士などの配置基準を改善します。
・分娩施設が遠方になる里帰り出産を支援(181万円)
郡山在住の妊婦が遠方の実家に里帰りして出産する際にかかる、妊婦の交通費や宿泊費、同行者の交通費を助成します。
■新たな行政課題や需要への対応
・産学官連携による新事業創出と人材育成(1,650万円)
地域課題を解決できる新事業の創出に向けた講義や調査などを実施します。
・(仮称)知的財産活用推進セミナーの開催(350万円)
中小企業などを対象に、経営資源として知的財産を有効活用することを普及・啓発します。
・教員の指導力向上・授業改善を支援(148万円)
・国が標準化する業務システムへの移行(41億8,666万円)★
住民基本台帳や住民税などの各種情報システムを国の標準仕様システムに移行し、持続可能な行政運営を目指します。
・公共交通の空白地等基礎調査を実施(662万円)
円滑な交通ネットワーク実現のため、公共交通が不便な地域や、実情に合った移動手段などを調査します。
・郡山しんきん開成山プールの記録等集計システムを更新(241万円)
★がついている事業は債務負担行為(翌年度以降にも支出を行う必要があるため、議会の議決を経たもの)です。
問合せ:財政課
【電話】924-2071
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