■これからの100年を市民の皆様とともに
本市は関東大震災翌年の1924年(大正13年)9月1日に、全国で99番目の市として誕生し、本年「市制施行100周年」を迎えることとなりました。
この間、先の大戦や度重なる自然災害など多くの困難に直面しました。しかし、先人たちは積極果敢にこれを乗り越え、福島県、さらには東北地方をけん引する都市として発展を遂げてまいりました。これも、市民、事業者をはじめ関係機関の皆様の長年にわたる並々ならぬ御尽力の賜物と、心より敬意と感謝の意を表します。
現在、私たちは、人口減少、気候変動、デジタル化など時代の大きな転換期に直面しております。それを乗り越え、将来への予見可能性を高めて先手先手で対応していく「フィードフォワード」の視点のもと、「『新時代100年創造都市実現型』課題発見・解決先進都市の創生」を市政執行方針としております。
今後も、先人から受け継いだ「開物成務(かいぶつせいむ)」の精神で、次の100年の市民の皆様からも評価いただけるよう、誰一人取り残されず、多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じられる「ウェルビーイング都市・郡山」の実現を目指し、共に歩んでまいることをお誓い申し上げます。
郡山市長 品川 萬里
■感謝を忘れず、オール郡山で新たな歴史を
本年9月に郡山市制施行100周年を迎えられますこと、大変喜ばしく思います。100年という長い歴史に思いを馳せますと、とても感慨深いものがあり、先人たちのたゆまぬ御努力により今日の郡山が築かれたことを、改めて心深くに刻印いたしました。
本市は、1924年(大正13年)9月1日に郡山町と小原田村が合併して人口39,003人を擁し、全国99番目の市として誕生しました。明治時代の国営開拓第1号の事業である「安積開拓・安積疏水開さく事業」によって、豊かな大地と水の恩恵を受けた本市は、農業・工業・商業がバランスよく成長を続け、1997年(平成9年)4月には中核市に移行しました。そして、2011年(平成23年)3月の東日本大震災を乗り越え、東北有数の都市として発展してまいりました。
今後におきましても、議員一丸となり、市民の皆様の信頼と負託に応えるべく、より良い郡山市を目指し尽力してまいります。結びに、郡山市政の発展の礎を築いてこられた先人をはじめとして、全ての皆様に感謝と敬意を表しますとともに、100周年という大きな節目を迎えた今、オール郡山で新たな歴史を築いてまいりましょう。
郡山市議会議長 佐藤 政喜
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