新年おめでとうございます。
皆様には、輝かしい希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、元日に能登半島地震、続く9月にも奥能登豪雨災害が発生いたしました。被災された皆様に改めてお見舞いを申し上げます。
また、本市におきましては、郡山市制施行100周年を迎え、多くの皆様の御参加のもと、創意工夫と進取の気性に富んだ延べ104件の記念事業を実施することができました。関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。加えて、堅調な税収や活況な企業進出のほか、開成山公園のリニューアルオープン、デンソーエアリービーズ様のホームタウン移転など、節目の年に相応しく明るい話題に事欠かない一年でもありました。
さて、私たちは人口減少、少子高齢化、気候変動など、これまでの知識・経験だけでは対応できない重い課題に直面しております。このような時代だからこそ、「フィードフォワード(未来に向けた解決策)」の視点により、一つひとつの課題を解決し、次の100年の礎となる持続可能な「課題発見・解決先進都市」を構築していかなければなりません。
そのためには、子どもたちが健やかに成長し、将来一人二役・一人三役の活躍をしていただけるよう、「子どもが安心して産まれ、育つベビーファーストのまち郡山」の実現を目指すとともに、DXの積極的な推進の下、世界的課題であるカーボンニュートラルの実現など、SDGsの理念である「誰一人取り残されない」まちづくりを進めてまいります。
また、私は郡山市の「CFO(最高財務責任者)」との認識の下、税外収入の確保や民間資本の積極活用に努めるとともに、貴重な税財源を投資効果の高い事業に振り向けるなど、安定的かつ持続可能な財政運営に努めてまいります。
本市は、次の100年に向けた新たな歩みを始めました。100年後、そして1000年後の市民の皆様にも評価いただけるよう、誰一人取り残されず、多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じることができる、「ウェルビーイング都市・郡山」の創生・発展を目指し、共に歩んでまいりましょう。
本年が皆様にとりまして素晴らしい一年となることを心からお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
郡山市長 品川 萬里
新年おめでとうございます。
市民の皆様には、お健やかに佳き新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年は能登半島地震をはじめ、8月には宮崎県日向灘で発生した地震に伴い、初めて南海トラフ地震臨時情報が発表されるなど、防災対策の重要性を改めて実感した年でありました。
さて、本市においては、昨年、1924(大正13)年9月1日の市制施行から100周年を迎えました。先人たち、そして市民の皆様のこれまでの御労苦、御尽力に対し、ここに改めて心から深い敬意と感謝を申し上げます。
市議会においては、昨年6月定例会から本会議ライブ中継画面において、リアルタイムで字幕がご覧いただけるようになり、市民の皆様から高い評価をいただいております。また、9月定例会開会日には市議会100周年を記念した議場コンサートを開催し、多くの市民の皆様に議場に足を運んでいただき、市議会を身近に感じていただくことができました。今後も次の100年に向け気持ちを新たに、議員一丸となって市政発展のため、取り組んでまいります。
さて、令和5年12月に設置した「ごみの減量化対策特別委員会」では、昨年12月までに16回にわたり、ごみの排出量削減に向けて議論を重ねてまいりました。検討に際しては、市民団体・事業者などの皆様からの御意見を踏まえながら、実効性のある提言づくりに努めてきたところであります。今後、市に対し積極的な政策提言を行い、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現を図ってまいります。
今後とも市民の皆様に寄り添い、分かりやすく、開かれた議会を実現するため、議員一人ひとりが担うべき責務を踏まえ、市民の皆様の声を市政に反映し、日々変化する社会情勢のさまざまな課題に的確に対応できるよう、なお一層、切磋琢磨してまいりますので、御理解、御協力をお願い申し上げます。
本年が市民の皆様にとりまして、希望に満ちた健康で幸せな年になりますことをお祈り申し上げますともに、本市のさらなる発展を念願いたしまして、新年のごあいさつといたします。
郡山市議会議長 佐藤 政喜
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