たくさんの幸運が訪れるサインと言われる「777」。おかげさまで、広報こおりやまは今月で創刊777号のラッキーナンバーを迎えました。
今回は、広報紙の変遷や制作にかける思いなど、広報こおりやまの魅力をご紹介。これからも皆さんの役に立ち、まちを好きになる広報紙を目指します。
■広報紙はいつもそばに
広報こおりやまの創刊は、1965年5月1日。市町村合併で郡山が今の形になった同時期に、「広報こおりやま」は産声を上げました。創刊当時は、タブロイド版(新聞型)2ページでしたが、翌年には、B5サイズでモノクロ8ページの形式に。農作物の生育や健康情報など、生活に直結する記事を中心に掲載していました。
1970年には、1月号のみ表紙と特集ページがカラー印刷に。1974年4月号からは、毎月表紙と記事の一部がカラー印刷になりました。現在の広報紙と同じく、イベントや子育て情報など、皆さんが知りたい情報を毎月掲載してきた広報紙。そんな中、唯一発行できなかった月が、東日本大震災直後の2011年4月。代わりに、支援体制や相談窓口などを集約したA3版の臨時号を発行し、市民の方に必要な情報をいち早く届けました。また、昨年には市制施行100周年を迎えたことを記念して特集を連載するなど、100年目を皆さんと共に祝い、盛り上げる記事を掲載しました。
今では紙だけでなく、ウェブサイトやアプリでも広報紙を読めるように、デジタル媒体でも発信しています。時代やニーズに合わせて、多くの人がいつでも気軽に読める広報紙を作り続けています。
■〝まちを好きになる〟そのきっかけに
広報こおりやまには、毎月たくさんの市民の皆さんに登場してもらっています。そんな皆さんの生き生きとした表情や活動に対する熱い思いを、いかに熱量を変えずに伝えられるか。一言一句悩みながら、記事を書き上げています。試行錯誤を重ねて発行した広報紙を「今月も読んだよ!」と皆さんから言ってもらえることが、広報紙を作る原動力です。
読者に楽しんでもらえる紙面は、取材に協力してくれる市民の皆さんの支えがあってこそ。「郡山が好き」と思える人がもっと増えるよう、まちの魅力を写真と文字に込めて、皆さんへお届けします。今後も、皆さんの生活の役に立ち、分かりやすい文章やデザインで情報を伝えられるよう制作していきます。
○創刊号(1965年5月)
記念すべき第1号は、タブロイド版(新聞の半分の大きさ)の2ぺージで発行していました。
○第111号(1970年11月)
なんと同号の発行日は11月1日!トリプルワンが並んだ紙面でした。
○第169号(1974年4月)
表紙と記事の一部をカラー印刷にして、紙面に美しさをプラス!
○第184号(1975年7月)
全国広報コンクール(広報紙部門・都市部)で初の入選を果たしました。
○第678号(2016年11月)
全国広報コンクール(広報紙部門・市の部)で第3位に選ばれました。
○第772号(2024年9月)
同月に市制施行100周年を迎えた本市。100周年をお祝いする1冊となりました。
■〔Interview〕読者に聞いてみた! 広報こおりやまの印象
広報こおりやまを読んでいる方に、広報紙の印象やよく読んでいるページ、これから期待することなどをお聞きしました♪
○鎌田 凌怜(りれい)さん、新野 太一さん
広報紙は家に届いているので、たまに読んでます。イベントカレンダーは、その日のイベントを確認しやすくて良いですよね。裏表紙の詩も印象的で、同年代でこんなに素敵な詩を作れるんだ!と刺激になってました。
広報紙がウェブでも読めるのは知らなかったので、今後読んでみたいです!
○森田 茂さん
広報紙は市に関する情報源なので、毎月読んでいます。イベント・講座などの情報だけでなく、特集や市の予算概要などもよく見ます。特集ページでは、自分が知らない“まちの意外な情報”に出会えるので面白いですね。
広報の皆さんには、市民活動などをどんどん取材して、シニア世代も参加したくなるような取り組みや市の魅力を紹介してほしいです。
○菅野 由恵さん、友志さん、結月ちゃん、晃生(こうき)くん
777号も発行されているなんてすごいですね!いわき市から転入したばかりの時、あまり知らなかった郡山のことがよく分かり、とても助かっていました。
子育てイベントや休日当番医など、便利な情報がたくさん載っているので、これからも読み続けていきたいです!
問合せ:広聴広報課
【電話】924-2061
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