-学校の今昔-
第二小学校 その2(昭和30年代)
広報すかがわ10月号では、大正13年に第二小学校が現在の場所に新築移転したことを紹介しました。
その校舎は戦後も使われ続けましたが、昭和47年9月に火災が発生し、正面校舎と講堂が焼失。ストーブ用の石炭の自然発火が原因とされ、これをきっかけに市内の全小・中学校のストーブが石油ストーブに切り替えられます。木造校舎で防災設備も今と比べて十分とは言えなかった当時は、一たび火災が発生すると大きな被害が及びました。そのため、昭和51年に完成した新校舎は鉄筋で建てられました。
東日本大震災以降、市内の学校建築は、復旧に加え今後の地震対策も大きな課題となりました。現在の第二小学校校舎は、平成28年に改築が完了し、災害に強い安全・安心な校舎となっています。
→博物館
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