-学校の今昔-
白方小学校 その1(昭和7年)
明治22年、守屋村・今泉村・柱田村・梅田村・滝村が合併し、白方村が誕生します。この旧5村を学区とした白方尋常小学校が設置され、明治31年には、現在の白方こども園の場所に新しい校舎が建てられました。
明治33年と44年の小学校令改正により教育制度が整備される中、白方村では就学率と出席率の向上に力を入れていました。
大正4年3月に岩瀬郡長が白方村を巡視した際の報告書には、就学率98・89%、出席率95・32%で「其成績良好ナリト言ウヲ得ス」と記載があります。このため、村では教員たちとともに、児童や保護者へ学校に出席するよう「督励(とくれい)」することや、貧困児童(ひんこんじどう)に対して学用品の給付や補給などに努めており、村全体で教育の普及に熱心であったことが窺(うかが)えます。
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