特撮に関する情報をシリーズでお知らせします。
『特撮の仕事~特殊効果~』
特殊効果とは、火薬を使って爆発させる、ドライアイスで霧を作り出す、バーナーで怪獣が口から火を吹くなどの視覚効果を作る仕事です。
特に爆発や煙は特殊効果の見せ場ですが、煙の代わりの一つとしてセメント粉が使われてきました。セメント粉は、風を当てて飛ばすと煙がもくもくと舞っているように見えます。怪獣が歩くタイミングに合わせて飛ばすと、土ぼこりが発生しているように見え、迫力あるシーンを撮影することができます。
煙を作り出す人は、風向きや煙の出来具合を見て、自分の立ち位置や煙の量を調整します。煙のちょっとした動きにも、プロの技術が生かされているのです。
→文化振興課
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