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すこやか通信

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福島県須賀川市

『子どもの健康な歯を守ろう』

令和4年度の市の乳幼児健診で、むし歯の有病率は、1歳6カ月児で0・9%ですが、3歳児では13・9%まで増加しています。乳歯のむし歯は永久歯にも影響するので、適切な予防が大切です。

乳歯は永久歯に比べてエナメル質が柔らかく薄いため、むし歯になりやすいです。むし歯は細菌、甘い飲食物、歯の質が関係しており、この3つの要因を理解することが適切なむし歯予防につながります。

◆細菌をうつさない
生まれた時の口の中には、細菌(むし歯菌)はいません。大人が口に入れたスプーンで子どもに食べ物をあげる、口にキスをするといった行動が子どもの口に細菌をうつしてしまいます。
また、歯磨きでは、保護者が仕上げ磨きを丁寧に行い、子どもが自分で磨けるようになっても、9歳頃までは正しく磨けているかチェックしましょう。

◆甘い飲食物の摂(と)り方
甘い飲食物は細菌の餌になるため、糖分が多いものや食べ過ぎには注意しましょう。
また、就寝前の食事や間食を避けるなど、時間帯や回数を決めることも大切です。

◆歯の質を高める
フッ化物を歯に塗り、歯の質を高めることが、むし歯予防につながります。
フッ化物入りの歯磨き粉を使うことや、歯科医院で塗布してもらうことをおすすめします。
日々の対策に加え、子どもの時から、かかりつけ歯科医院を持ち、歯の健康を保ちましょう。

→健康づくり課
【電話】88-8123

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