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自治体の皆さまへ

謹賀新年 2024 年頭のごあいさつ

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福島県須賀川市

◆「共につくる 住み続けたいまち すかがわ」の実現に向けて
須賀川市長 橋本克也

明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、輝かしい新年を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、4月に県内で最大の被害規模となる凍霜害が発生した以降は、幸いにも自然災害は少なく穏やかな年でありました。
特に、近年、私たちの生活や経済活動に深刻な影響を与えていた新型コロナウイルス感染症については、感染症法上の位置付けが5類に引き下げられたことで「釈迦堂川花火大会」や「松明あかし」が4年振りに通常規模で開催され、本市における各種イベントも再開されるなど「元気な須賀川」を市内外に発信したところであります。
また、本市出身で初の関取となった高橋関が、令和4年5月場所の初土俵以降、9場所連続勝ち越しという活躍を見せるなど、明るい話題の多い年でもありました。
さて、本市は、昭和29年に岩瀬郡須賀川町、浜田村、西袋村、稲田村と石川郡小塩江村の1町4か村が合併し、市制がスタートしてから本年3月31日をもって70周年を迎えますが、この記念すべき節目の年を市民の皆様とともに祝うため、3月28日に文化センターにおいて記念式典を開催いたします。
また、今年は、本市の最上位計画であり、まちづくりの指針となる第9次総合計画「須賀川市まちづくりビジョン2023」の2年目となります。
この計画の将来都市像である「共につくる 住み続けたいまち すかがわ」には、誰もが安全で安心に、そして心豊かに暮らすことができる私たちの未来を、まちづくりの主体である市民の皆様をはじめ、地域、事業者、行政、そして、本市に関わる全ての人が支え合いながら協働していくという意思を込めております。さらに、この計画に位置付けている「重点戦略」や「戦略目標」を具体化し、デジタルの力を有効に活用しながら、地方創生を推進するための戦略ビジョンである「須賀川市デジタル田園都市構想総合戦略」がスタートする年であります。
現在、人口減少と少子高齢化の進行、急速なデジタル化、頻発する自然災害や新型コロナウイルス感染症などにより、社会情勢が大きく変化する中、SDGsの理念である持続可能なまちづくりを目指すためには、市民との協働によるまちづくりが大変重要であります。
今後も引き続き、ふるさと須賀川への愛着と誇り「シビックプライド」を醸成しながら、全ての人にとって「住み続けたいまち」となるよう、希望に満ちた魅力あるまちづくりを進めてまいりますので、市政に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、今年一年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、年頭の挨拶といたします。

◆新体制スタート~市民に歩み寄る市議会へ~
須賀川市議会議長 大寺正晃

明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、つつがなく新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。須賀川市議会を代表してご挨拶を申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、8月に実施されました市議会議員選挙により5人の新人議員が誕生し、前回の改選期と合わせますと実に半数以上の顔ぶれが変わっており、新たな議会体制がスタートしております。
新人議員においては、初の定例会から地域課題への問い掛けや市の現状把握に関する質疑、自身の意見などについて市執行部に対して積極的に発言する姿も見られ、新たな風を感じたところであり、私も含め先輩議員は、これまでの知識や経験を新人議員に伝えていくとともに、新人議員の新たな視点や価値観を尊重しながら自身の活動にも取り入れ、互いに高め合いながら相乗効果が発揮できるよう取り組んでまいりたいと思っております。
選挙に関連して言えば、全国的な課題でもある投票率の低下は大きな問題と捉えており、政治参加意欲の低下を表しているものと認識しております。このため、従来の議会活動の充実は当然ながら、政治参加を促す取り組みをされている先進事例に学ぶことや、従来の広報だけではなく広聴についてもどのように取り組んでいくべきか、議会内での議論を重ね「もっと市民に歩み寄る市議会」を目指して、議員一丸となって歩みを進めていきたいと考えております。
また、議会においては新たな改革として、令和3年度から議会運営委員会においてタブレット端末の導入を検討しておりましたが、昨年の市議会改選後からいよいよ運用を開始いたしました。全議員がICT化に高い意識を持ち、円滑に運用が進んでおり、会議におけるペーパーレス化や各種連絡・調整の簡素化・迅速化、各種資料のデータ化を順次進めております。タブレット端末は、会議や研修のオンライン開催や災害時における活用、外出先での情報収集など、その汎用性は非常に高いため、今年は議会におけるデジタル元年と捉え、更なる改革に向け取り組んでまいります。
昨今、全国的にも政治離れや議員のなり手不足といった問題がクローズアップされておりますが、市議会議員は市民と行政との懸け橋としての役割を担っており、常に市民側に立って物事を考え市政への反映に向け取り組んでおります。今後も様々な情報をお寄せいただくとともに、是非、議会の傍聴にも足を運んでいただければ幸いと思っております。
結びに、市民の皆様が何より健康で、明るく、元気に過ごせる一年となりますことを祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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