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自治体の皆さまへ

「通いの場」を通した地域とのつながり 自分らしく、生き生きと地域で暮らしていくために

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福島県須賀川市

本市の高齢化率は、令和6年9月末時点で30・52%と、約3人に1人が65歳以上の高齢者です。市では、住み慣れた地域で暮らし続けていくための「介護予防」として、住民主体の「通いの場」の活動を推進しています。今月号では「通いの場」の取り組みや、参加者の声を紹介します。

◆「通いの場」とは?
地域の皆さんが気軽に集まり、高齢者の介護予防やフレイル予防、生きがいづくり、仲間づくりといった様々な活動を行う場所や機会のことです。
市内には、市独自の介護予防体操「ウルトラ長寿体操」を週に1回以上行う「ウルトラ週いっ会」をはじめ、体操や運動、趣味活動を行っている「通いの場」があります。また、定期的に皆さんで集まることで、地域での見守りにもつながっています。

◆「ウルトラ長寿体操」とは?
有酸素運動、筋力アップ体操、認知症予防体操、口腔体操などで構成されている体操です。
DVDを見ながら楽しく取り組むことができ、各自の体力に合わせて無理なく行えます。

◆活動を始めたいときは?
3人以上で定期的に集まって「ウルトラ長寿体操」を行いたい場合には、DVDを貸し出しています。
また、介護予防に向けた「通いの場」を立ち上げたいときには、地域での周知や初期運営を支援します。各地域を担当する地域包括支援センターや長寿福祉課へお気軽にご相談ください。

◆参加者に聞きました!
▽小作田寿会 鈴木美恵子さん
実際に家が隣同士でも、顔を合わせて話す機会はとても少ないので、こういった場で近所の人たちの元気な笑顔を見られることは、とてもうれしいです。家ではなかなか「ウルトラ長寿体操」を行う機会はないけれど、通いの場でみんなと一緒にやると、楽しく体操ができるので、これからも続けていきたいです。

▽小作田寿会 永山京子(きょうこ)さん
令和5年3月に立ち上げてから、現在は20人以上の会員で活動しています。悪天候のときも、夏の暑い日も、多くの人が集まり、参加者同士の交流を楽しんでいます。体操の後にはモルックをして、体と頭の体操をしています。参加することがお互いの安否確認のようになっており、毎週顔を合わせることが楽しみです。

→長寿福祉課
【電話】94-2162

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